こんにちわ、歴史と漫画好き。いのまんです。
今回は、ヤングガンガンで連載中の「兄の嫁と暮らしています」のご紹介です。
調べてら「百合漫画」って出てきましたが百合漫画では無いですね。
亡くなった旦那の妹と暮らしている作品で、年齢が比較的近いから表紙とタイトルだけで百合っぽいってイメージになるのかな？けしからんです。
アニメ化されてほしい漫画です。
「兄の嫁と暮らしています」～作品詳細
作者：くずしろ
出版社：スクウェア・エニックス
ジャンル：日常
発行巻数；既刊9巻（2020年12月現在）
あらすじ
高校2年生の岸辺志乃は、幼い時に両親が無くなり親戚とも疎遠の中、唯一の肉親であった実の兄も亡くなってしまいます。
小学校教諭・岸辺希(24歳)は志乃の兄の奥さんで、大学卒業と同時にすぐに結婚したが旦那が 半年前に風邪で亡くなってしまいます。。
義理の姉と義理の妹、他人だけど家族の関係。
そんな不器用な二人が、日々の生活の中で小さな幸せに気付く、センシティブストーリー。
「兄の嫁と暮らしています」～義理の姉妹のお話
この作品が百合疑惑が出ているのは、作者さんが百合作品を描いているからなんですね。
まあ、ちょっと色っぽい描き方するときもありますが、読んでみたら色恋沙汰よりも義理の兄弟の生活に重点が置かれているのがよくわかります。
もし百合展開になってしまったら読むの辞めてしまいそうなほどに「家族」というテーマを上手に描かれていると思います。
妹の志乃は希さんが、兄の嫁だからといっていつまでも甘えられないという考えや迷惑をかけられない考えもあるけれど。
本心は、「出ていかないでほしい」というのが本音である事は間違いなさそうです。
志乃の義理の姉である希は、志乃をほっとけないという感情から志乃と継続して同居することを選びます。
そして希の本心は、本当の姉妹のように生活をしたいと考えている事でしょう。
この二人の共通点は、お互いに兄であり夫である大志の影を共に追っているという事ですね。
特にその傾向が強いのは嫁であった希ですが、実際に同じ立場になって考えると過去が一緒だった志乃よりもこれから未来を共にする予定であった希のの方がショックが大きかったのは想像に難しくないですね。
ただ一緒にいれた時間が長かった志乃の方がショックは大きいという考え方もできると思いますが、嫁側に感情移入してしまいました。
結婚しても夫婦は「他人」なんですから、この二人が互いを必要として一緒に生活していきたいと言う関係性と描き方がとても魅力的な作品でした。
最後に
この作品の絵が大好きです。
「永世乙女の戦い方」も気になっているんですが、まだ手付かずとなっています。
年末は繁忙期で中々頭が回らないので日常物を読むことがどうしても増えてしまいます。
荒んだ心が洗われるので笑
年末の忙しさでお疲れの方におすすめいたしますよ！
しったけ、最後まで読んでいただきありがとうございました
[著者]くずしろ
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