「ましろのおと」26巻ネタバレ・感想~最新アルバムを引っ提げての北日本ツアー開始!

ましろのおと

こんにちわ、歴史と漫画と音楽が大好きないのまんです。

今回、来年のアニメ化も決まった「ましろのおと」最新26巻の感想書いていきます。

来春のアニメ化も決まってキービジュアルも公開されて、キャストも発表されて着々と進んでいて良きかな良きかなぁ!

けど、キービジュアルの絵柄がだいぶ優しいのが気になりますね。
もっと荒々しくてもいいんじゃないでしょうか?なんか少女漫画みたいだよ~。。

本編の感想書いていきます!

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「ましろのおと」~作品詳細

作者:羅川真理茂

ジャンル:お仕事・青春・音楽

発行巻数:既刊26巻(2020年11月現在)

前回までのあらすじ

父・流絃とTV番組を通して初の競演を果たした雪。

下宿先には部屋には入れずにいたピンガジェのボーカル・タケトが部屋の前で待っていた。
現メンバーへの不満と、元メンバーのジルと紀雄への想いが交差してプレッシャーになっていたタケトだが、ジルと紀雄に会い直接話すことでやっと心の整理をつけることができていた。

そして、2枚目のアルバムを出す事になっているSTC。

アルバムへの箔をつけるため、メンバー4人共に大会への出場・優勝して実力を示していった。

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「ましろのおと」26巻~あらすじ

2枚目のアルバムを出したSTCのツアー開始。

レコード会社の宮本さんや、マネージャーの金城さんは1枚目のアルバムより売れている言っているが、売れている手ごたえは無いものの新しいアルバムを引っ提げてのSTCとして2度目のライブツアーが始まる。

一発目はライブレストラン・でのライブ!
桜ちゃんもやってきて朱利や結衣も参加して大盛り上がりだが、なんだか雪が遠くに行ってしまったよう寂しそうにする桜ちゃん。

ライブツアーの最初の目的地の北海道に向かう前に桜ちゃんに挨拶に行ったときに何気なく「おにぎり」と思ってしまった雪。

順調で最高の演奏ができた達成感を持ち、いざ次の地・青森へ。

青森では、舞や雪のホームの為に多大なる歓迎を受けます。
なぜか宴会のようにたくさんの人が集まっての食事会で、集まった人の一人が神木流絃に対して「跡取りができて良かった」といいますが、それは義理の娘・舞の事ではなく実の息子・雪をさして言った言葉でした。

大きく動揺してしまう舞、波乱の青森ライブとなってしまった。

そして、澤村梅子と神木流絃の過去の話も掘り起こされていく。

「ましろのおと」26巻~感想

思春期に入った桜ちゃん

お父さんと暮らせることになり、高校も受かり、元の生活に戻りつつある桜ちゃんですが、なんだかちょっとセンチメンタルな気持ちもあるようです。

それが雪への感情。

長野の叔母の所に会いに来てくれてから、憧れから恋に変化したようです!

まあ、その兆候は前からあったのですが本人が気が付かずに雷ちゃんにおもちゃにされていましたからね笑

自分の下宿屋に住んでいる年の近いお兄さんだったのが、CDショップに売られているCDを出したり、外国人にも人気があってライブでも大盛り上がりする様子も直接見てしまったりして、ちょっと寂しい感情を見せています。

これは身近にいたと思っていた人が、先に成長してしまった事への置いてけぼりのような感情で、まだ幼い桜ちゃんにはわからない感情でしょう。

応援したくなるわー!

母・梅子の本当の想い

そして今回の最後の方に語られた、雪の母・梅子のお話。

以前若菜に、貧乏が嫌いだとはっきりした口調で言っていた梅子だがその理由は幼少期に家が貧乏だったためですね。松五郎は、気分が乗らないと演奏や按摩の仕事を簡単に断るから梅子の母である八重の収入が固定の収入となったことが貧乏の原因です。

そんな松五郎の元に音を習いに来ていたのが、神木流で修行していた神木流絃を世襲する前の源蔵。

この頃、梅子は中学から高校に上がるくらいで父・松五郎に会いに来る源蔵をよく知っていたようだけど、恋心はなさそうです。

そんなものよりも、貧乏で自慢できるものがなかった梅子は過剰なまでに松五郎の音への執着があります。

だから神木流を継ぐという事を聞いた時には、父・松五郎の音の方が好きなくせになんで?と裏切られた気持ちになったんでしょう。

だから、雪に対する執着が過剰なものになっていますね。自分本位でワガママだけど梅子は嫌いになれないです。

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最後に

27巻では梅子と源蔵の関係がさらに明らかになると思いますが、その前に兄である若菜は誰の子なんだ?

そして神木流を継ぎたいと思っている舞に突き付けられた、真実はいったい何なのか?

現代では中々味わわない「家」と「家」の問題がぶつかり合う重たい27巻になるのではないでしょうか?

したっけね、楽しみに待ちましょう!

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ましろのおと 26巻

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ましろのおと 26巻

[著]羅川真里茂

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