こんにちは、いのまんです。
今回は、「かぐや様は告らせたい」の赤坂アカ先生が原作、「クズの本懐」の横槍メンゴ先生作画による「推しの子」の2巻の感想を書いていきたいと思います。
自分は単行本派なので週刊誌は久しぶりに週刊誌で読み進めて面白いと思う作品と出会いました。
お二方の作品なのでラブコメ系の漫画なのかなって思ったんですが、中身は転生+ミステリーで主人公のアクアはアイを殺した人物を追っていくお話ですね。
そのために、アイのいた芸能界に身を置くことを考えますが芸能界という世界が僕たち一般人には想像もつかない世界なのでそのような未知の部分をどう攻略していくのかが物語のポイントになっていて毎週毎週楽しみになってしまった所存なんです~
「推しの子」~作品詳細
作者:原作・赤坂アカ
作画・横槍メンゴ
出版社:集英社
ジャンル:転生・ミステリー
発行巻数:既刊2巻(2020年10月現在)
「推しの子」1巻までのあらすじ
宮崎で産婦人科医をしていた吾郎の元に自分が推している、アイドルグループ「B小町」の星野アイが診察に訪れた。
妊娠・出産に立ち会う事にしたが、アイの出産直前に何者かに襲われて吾郎は死亡してしまう。。
しかし、気が付いたときには星野アイの子年て吾郎は双子の兄・アクアにが転生していて双子の妹・ルビーには女の子が転生していた。
アクア・ルビーの成長と共に、アイが所属する「B小町」も順調に売れていき念願の東京ドーム公演をできる規模のアイドルにまで成長していったが、その矢先にアイはファンと思しき男に自宅に刺されてしまうという悲劇が、死に際にアイはアクアは役者にルビーはアイドルになるのかなというような想像をして息を引き取る。
アイの死の直後、東京公演は中止となりB小町も事務所も解散となって、事務所の奥さんにアクアとルビーは引き取られて順調に成長居ていく。
月日は立ち、アクアとルビー中学3年生になってそれぞれの考えの元に芸能界への足掛かりを作っていくのでした。
アクアは役者の道をあきらめた?
アイの死に際に「アクアは役者かな?」と言われたアクアですが、しかし中学3年生になった彼にはその気はないようで子供時代にお世話になった監督のところに弟子入りして、ディレクターや番組スタッフのような裏方修行をしています。
役者の道も考えたけど、自分の演技の技術は平凡で食えない役者の道しか将来が見えない。
とまあ、2回目の人生で達観してしまっているのがリアルです。
アクアにとっては自分の新たな人生よりもアイを殺した人物やそれに協力したであろう人物を探し出して罪を償わせるという事の方が本命だからですから。
そのために、自分たちを産む前にアイが使っていたスマホの暗証番号を4年かけて解読しているし。
「10秒で泣ける子役」有馬かなに誘われて出たドラマのプロデューサーがアイの残したスマホに残っていた芸能関係者の名前だったのがきっかけだし。
でも元々評判がよくなかったドラマがアクアの出た最終回に関してだけ、一部から支持を受けた事から再度役者の道を目指すかもしれません。
復讐が「推しの子」の肝だけど、転生であってもお腹を痛めたのはアイであってアイの望みを叶えてほしいという勝手な願いから、アクアの芸能活動の方にも興味津々です。
ルビーはアイドル!
になってなかった。。
アイを亡くなった後、アイの所属していた苺プロの社長夫人だった斎藤ミヤコが細々と芸能プロを継続しながら育ててくれていたみたい。
若いイケメンがいたら、社長を捨ててすぐにイケメンに靡く!と宣言していたのにめっちゃいい人笑
アイドル志望でやる気満々のルビーは!・・・、本人はやる気満々で色々とオーディションを受けてはいるみたいだけど、すべて不合格となっているようです。
・・・というのもアクアが受けたオーディション全て不合格にするように仕掛けてるみたいですけどね。
しかも、ルビーが地下アイドルへスカウトをされますがそのアイドルグループ調査のためにイチゴプロのスカウトに成りすましてそのアイドルグループに所属している子をスカウトして内情を把握するという情報収集力。
シスコン?いや、アイの出来事があっての事こその心配なんでしょ・・・ってルビーにシスコン呼ばわりされていました。。
今の所はただのシスコンで本気でアイドルにさせたくない様子ですが、そんなルビーはどうしてもアイドルになりたい。
アイドル活動の過酷さを鑑みると別の所属にして疲弊させたくないという事から、結局ミヤコさんが苺プロに「B小町」以来のアイドル部門を発足します!
それに伴って、ルビーは芸能科がある高校へ進学を決意します。
アイドル活動をさせるにあたってのミヤコさんの決断、素敵です。嫁にしたい。
有馬かなを救いたい
重曹を舐める天才子役・・・、ではなく10秒で泣ける元天才子役で売っていた有馬かな。
よくある事らしいんだけど、天才子役って言ってもかなり競争が激しくて淘汰されていくのが子役の世界らしいんだが、その中でも有馬かなは調子に乗ってしまったから干されちゃったみたいだけど。。
本人が言ってる事ですからね、むしろ高校生でこの事に気が付けたっていい子だよ!
オワコンとか、育成失敗って元子役によく使ってる人いるけどそんな評論よくできるなって、何様だ!って感じです。
演技が好きでいつかまた再評価してもらえると思ってレッスンしている健気な有馬かながなまらめんこいんです。
つらさを味わって大人になった有馬かななんですが、周りは薄汚い大人たちで利用されるだけ利用されているんです。
そんな彼女にアクアからの悪魔の言葉
「ルビーとアイドルやってくれ」
「有馬は可愛い」
押しに弱いよ、有馬かな!!アクアにも利用されちゃってるよ!笑
推せるわ、有馬かな笑
したっけ、3巻まで楽しみにしています。
[原作]赤坂アカ [漫画]横槍メンゴ
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