初めましてこんにちわ、いのまんです!
挨拶から始まり、即離婚してくださいなんてとんでもないタイトルの漫画だなぁ、けど絵柄は結構爽やかだなぁと何となく手に取っていたこの作品。予想以上に面白かったです!ツッコミどころが多くて・・・
かなり、展開が急な場面も多くて置いてけぼりになる事が難点ですが許容範囲内です。
「初めましてこんにちわ、離婚してください」~作品詳細
作者:原作・あさぎ千夜春
作画・七里ベティ
出版社:スターツ出版
ジャンル:恋愛
「初めましてこんにちわ、離婚してください」~あらすじ
京都にある旧家の令嬢・莉緒は顔も知らずに初めて会った夫に離婚届と1000万円を突きつける。
莉緒は名家没落を免れるために、父親がお金のためだけに16歳で政略結婚させられることになる。
夫になった男はIT企業のイケメン社長・高嶺は名家の名前が欲しいがためだけに結婚して、結局10年間妻であるはずの莉緒の顔を見ないで生活してきた。
しかし、高嶺は離婚届を突きつけて来た莉央の容姿と行動が気になり、好意を持つようになる。
更に同居を持ちかけられた莉央はどうしていくのか・・・
憎んでいた人物との胸キュンラブストーリーがここに始まる!
世間知らずのお嬢様、もっとしっかりしてぇ!
主人公の莉央は、本当にお嬢様で世間知らずマジでしっかりしてから出直してくれって叫びだしたくなる子です笑
離婚届と毎年振り込まれる1000万円を返した時は、可愛いキャラデザの割にはしっかりした考えをもって素敵!って思ったんですが、想像以上にお嬢様でした。
スマホの使い方は理解しておらずに地図を開けないとか、ましてやグーグルさんの使い方もわからないって・・・いくらお嬢様だからってそれくらいできるだろ笑
東京まで出てきて、住む家も決めていない状態のhテル住まい。
しかも、そのホテルの料金が高いからってキャンセルして宿無しになる始末。(宿は従者に用意してもらった)
これからは離婚して自由だ!一人で東京で暮らしていくぞ!っていう割には現状仕事はしていない。
と思ったら急に日本画家の師匠と呼ばれる方が現れて、美術家の道が用意されていくご都合主義!
元名家の一人娘ですからお嬢様なのは間違いないですけど、行き当たりばったり感がヤバいですね笑
これなら、毎年高嶺から1000万円もらいながら日本画を描いていたほうがマシなんではないかというような世間知らずさんです笑
随分とご都合主義な男どもだ!
莉央の顔も知らなかったIT企業の社長・高嶺さん。
お金の管理は秘書である雨宮にお任せしていて、契約結婚である莉央の家に毎年入れている1000万円は自動的に振り込んでいるのだとか・・・
次元が違いすぎて理解できない笑
そして、離婚届を持ってやってきた契約上の妻である莉央を見て気に入ると「離婚はしない」と言って自宅に同居させます。
強引だなぁ、女性って強引な方が良いって聞くけど16歳の女の子と契約結婚していざあってみたら可愛いから結婚生活を継続しようって・・・
理解できん・・・笑
契約結婚した理由としては、高嶺は大物政治家の愛人の子でこの大物政治家の莫大な遺産相続を貰う条件として、この父親を楽しませるお金の使い方ができる人間に遺産を相続させるといった、かなーり歪んだ考え方。
この遺産相続ゲームの為に、没落仕掛けた名家・藤原摂家の家名を頂く条件として毎年1000万円のお金を振り込んでいく契約をします。
そして、その家名を頂くためにだけ莉央は16歳の若さで結婚させられることになるんですが・・・
ここまで、しといて急に目の前に現れた初対面の妻に対してよくもまあ好きだのなんだの言えたもんだなって思ってしまうんですよね。
これはいのまんが男だからですかねぇ??
「初めましてこんにちわ、離婚してください」~まとめ
そういえば日本画の師匠も莉央が好きだのなんだの言ってましたね。実は許嫁だとか。
なんだか無理やりな設定を詰め込みすぎて自分には理解不能な状態で、ツッコミどころ満載な作品でした。。
てか、いろいろ言ってますが一番悪いのは娘を金で売って、何度も何度も投資に事業に失敗するポンコツな親父が悪いんですけどね!!
絵柄は好きだったし、冒頭に莉央が「初めましてこんにちわ、離婚してください」と高嶺に啖呵を切った時は期待感大だったのですが尻すぼみ気味でしたね。
したっけね、ばいばい!
コメント