こんいちは、いのまんです!
今回は、原作松岡圭祐先生・作画オオイシヒロト先生の「高校事変」の感想です。
銃を持った女の子の表紙、気になる!と思い表紙読みしたこの作品ですが、思った以上にハードな内容でした。
かなり時事問題も扱われているみたいで、表紙の割には硬派な作品なのかなって思ったんですが・・・
テロ集団リーダーの妹が事件に巻き込まれていき、異様な能力を見せていく内容frした。
まあ、内容はかなりヤバそうな話ですね笑
マンガ版「高校事変 1巻」~作品詳細
作者:原作・松岡圭祐、作画・オオイシヒロト
出版社:KADOKAWA
ジャンル:サスペンス・社会
発行巻数:既刊1巻(小説版・8巻)
あらすじ
武蔵小杉高等学校、2年C組の担任は敷島和美はある生徒に恐怖を抱いている。
優莉結衣である。
結衣は平成最大のテロを巻き起こした組織のリーダーである優莉匡太の次女で学校側からも危険視されている。
物静かな彼女は学校で問題を特に起こしている訳ではないが、クラスから陰湿なイジメを受けていた。
しかし、その中でもクラリネットが得意な結衣を吹奏楽部に引き込もうと話しかけてくれる濱林澪という女子生徒もいた。
ある日、同じ学校の同級生でバドミントン全国優勝、東京オリンピック出場が確実視されるている田代勇次の元に日本の総理大臣・矢幡 嘉寿郎が訪問することに。
世間の人気者である田代勇次と接触することで世間の好感度を上げようという思惑だが、危険人物である結衣の存在を訪問当日に知ることになった総理とSP。
緊張感が増す中、高校に到着した総理だが突然の地響きと共に学校全体が揺れて迷彩服を着た連中がSP達を射殺していた・・・
マンガ版「高校事変 1巻」~感想
ジャンル違うんですけど、昔流行ったバトルロワイヤルを思い出す内容ですね。
ガンアクションや爆発物と言った描写が多いので自分的には原作小説のほうを読んだほうが読みやすいかなと思う内容でした。
「大丈夫か?」と心配になる点に読み応えあり!
主人公の優莉結衣は元テロ集団リーダーの娘で、武器や作戦面に関してリアルな知識を持っています。(幼少期に見聞きした程度のはずなのに)
そのためか、学校にある物や自分たちの持ち物で簡単な武器をあっさり作ってしまうんですが、その威力がヤバい。
しかも作画がリアルなので、実際に作れそう(作れるのかな?)な雰囲気を出していることが「これ解説入れて大丈夫か?」って思わされます。
これが女子高生が作ったものなんだから政府や学校側が危険視していても疑問無しですし、よく孤児院程度で済んでいるなという感想です。
しかも、一緒にいる同級生の濱林澪は死体を見て何者?って「いた、もっとビビれよ!」って思いますね。
余裕ありすぎてリアリティが無いです。。
主人公の優莉結衣や濱林澪にかんして、自分は魅力を全然感じれないのは平和な世界で生きているからなのか、結衣に関しては成長期の段階でかなり歪な環境だったことから今回の謎の集団の襲撃もある程度冷静に対応できるのはわかります。
けど、同級生の澪は恐らく読者側の立場の人間であってこのような事件に関わる経験が無いのだろうから、もっと怯えた様子にならないとこの世界観がリアルに感じられないのではないでしょうかね。
時事ネタを含んでいるの?!
かなりネタバレですし、自分もカンニングしましたが、この「高校事変」という小説は時事ネタを含んでいることが多いようです。
実際に、今回の矢幡総理に関しては安倍晋三首相みたいです。
下がった好感度を上げるために人気者の所に訪問しに行ってますが、安倍首相もそんなことしたのかな?
あくまでも設定上のsクセントのようなもののようですが、結構そうゆうの好きなので読み進めたいと思える設定ですね。
マンガ版「高校事変 1巻」~まとめ
一巻を読んだだけですが自分はあんまり好きになれない作品でした・・・
これが小説なら読めるんですけど、結構過激な描写が多くて訳もわからずに人が死んでいく事、ましてや主人公の女の子がその場を打開するためとはいえ簡単に殺傷能力の高い武器を作って人を殺すとかは読んでて嫌です。
戦争ならその理不尽さを受け入れられますが、絵はリアルに描かれているだけあってなおさら好きになれない。
じゃあテロが起こったらどうすると言われるかもしれないけど、おそらく人は殺せません。
まあ逆に言えば、リアリティが狭間のような設定が面白いともいえる作品でした。
「高校事変」は小説版を読もうと思います。
したっけね、ばいばい。
[原作]松岡圭祐 [漫画]オオイシヒロト
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