こんにちわ、戦略シミュレーション大好き人間いのまんです。
アニメ化・劇場化もされて大人気の「幼女戦記」ですが、かく言ういのまんも大好きです。
始めの幼女につられて敬遠してはいけませんよ!
これは幼女の皮を被った悪魔のような主人公のギャグマンガです!
第一次世界大戦のヨーロッパにしているのでなじみが浅い人には入り込みにくさはあると思いますが、それは主人公・ターニャの顔芸を堪能することによって補っていけるので大丈夫です笑
「幼女戦記」~作品詳細
原作:カルロ・ゼン
作画:東條チカ
発行者:KADOKAWA (月刊コンプエース)
連載期間:2016年~連載中(漫画版)
ジャンル:転生物・戦争
発行巻数:既刊18巻(2020年7月現在)
「幼女戦記」~あらすじ
21世紀初頭、ある企業の人事部で働いているエリートサラリーマン、徹底した合理主義を貫く冷淡な人間であった為、自分が解雇通告をした相手に線路上に突き落とされて死んでしまいます。
死後の世界で神と呼ばれる存在(存在X)に出会うが、神と信じようとしなかった為、信仰を芽生えさせるために孤児として転生させます。
ターニャ・フォン・デグレチャフとして転生したこの世界は、魔導の力が残っており、ターニャはその魔導の素質に恵まれて転生することとなります。
第一次世界大戦のヨーロッパのような雰囲気のこの世界ではただ平和に生きることは難しく、ターニャは魔導の素質を活かして士官学校へ入学して、最終的に安全な後方勤務を志します。
しかし、彼女の思惑とは違う方向に話は進み、常に最前線へと送り込まれてしまっています。
彼女(彼)は、望みの後方勤務になれるのでしょうか?
「幼女戦記」~登場人物・用語
ターニャ・フォン・デグレチャフ(帝国軍人)
本作・主人公であり、元エリートサラリーマンの異世界転生者。
神と呼ばれる存在を信じずに、存在Xと呼び信仰心を呼び覚ますために現在とは少し違う世界に飛ばされる。
乳幼児から転生となり、しかも女の子として孤児院で暮らすこととなる。
上昇志向が強い性格は変わらず、魔力適性が高かったために士官学校へと入学。
若干9歳の幼年で将校となり、生きて受け取るものは少ないと言われる銀翼突撃賞を受賞して、「白銀」の二つ名を持つ。
敵国からは、エース・オブ・エース「ラインの悪魔」と呼ばれている。
聖遺物である演算宝珠「エレニウム九十五式」を使用して、奇跡に近い戦闘力を要することも可能だが、副作用で記憶が飛ぶことがある。
通常時は汎用型演算宝珠「エレニウム九十七式」を使用。
魔導師としては早熟・優秀ではあるものの、人外の戦闘力を持ち合わせているわけではない。
また、保身や安全策をバレないように言っていることがなぜか勇猛で前線向きな指揮官だと思われている。
魔導師とは?
魔術を行使できるものが魔導師と呼ばれ、生まれ持った素質で決まる。
適性を持つ者自体が希少であり、以前は奇跡とされていた過去の魔術を科学の力によって効率よく再現出来るようになったため、作中現代では兵科として、魔導師が成り立つ。
ターニャの兵科は、現実にはない魔導師と呼ばれる部隊だが、空中を飛べることから航空魔導師と呼ばれている。
しかし比較的新しい兵科の為、各国の運用方法が完熟していないことがターニャが活躍できる基盤となっている。
また、魔術行使の為の道具が必要で「演算宝珠」と呼ばれるもので奇跡ではなく、安定した魔術としての性能を引き出すことが出来る。
「幼女戦記」~感想・ネタバレ
現在でコミックスが既刊19巻となり、だいぶ巻数多くなってきたなぁというところですが、戦時物なので局地戦を押さえていけば今からでも全然追えますよ!
ですので、戦闘順で追っていきます!
後、コミックス版でも難しい言葉や歴史的観点が少し・・・、出てきますがちゃんと用語説明あるから安心してください!
雰囲気だけ押さえても楽しめるよ!
紛争開始のきっかけ
北方に位置する小国・レガドニア協商連合は互いの係争地域であるノルデン地方へ突如侵攻を始めて紛争が起こります。
これを受けて帝国は、西方の歴史的大国・フランソワ共和国への抑えとしていた西方方面軍を北方に振り向けます。
しかし、これが共和国に帝国領への侵攻を誘発させてしまい、二正面作戦を強いられる状況となっています。
二か国から攻められて反撃よりも耐久戦になっている帝国
ノルデン戦役~初任務
協商連合との開戦が、ターニャ(少尉)の初陣の地となり空中からの観測兵としての任務となるが敵と接触しての強制戦闘となります。
1対多数の戦闘の末に最終的に自爆(自発的な魔力の暴走)によって、相手を退けてなお生還します。
この功績から、生きて受けるものは少ないと呼ばれる銀翼突撃賞を承ります。
安全な工法勤務を希望したのにいきなり敵とのエンゲージとか、日ごろの行いですね笑
エレニウム九十五式
この功績によって、安全な後方勤務になる予定。
が、新型宝珠の開発の手伝いをさせられます。しかもマッドなサイエンティストが作った宝珠の為、ハイスペックで高出力だが不安定という安全とは言い難い任務に就きます。
しかし、このマッドに神(存在X)が舞い降ります。
神から受け取った訓示、「主よ、祈ります・・・」が魔法の言葉となり、ターニャのみが扱える聖遺物「エレニウム九十五式」をゲットします。副作用ありですが・・・
副作用付きのチートアイテム、主よ、救いたまえ
初めてのライン戦線
一方、宣戦布告してきたフランソワ共和国と対峙する西方ライン戦線に送られて小隊長として任務に就きます。
士官として従事していた西方ライン戦線で、異様な戦績・撃墜数から敵国では「ラインの悪魔」と呼ばれるようになります
戦闘能力・指揮能力で功績を残して軍大学へと入学することに。
推薦枠にて軍大学入学
士官学校→軍大学、ターニャの思惑通りエリートコースまっしぐらの予定。
大学入学前に中尉に昇進。
模範的な学生として成績優秀に努めており、休みの日も図書館に通い勉学に励みます。
ある日図書館にて、参謀本部・ゼートゥア准将と出会い見解を述べさせらます。
(今後の戦争の在り方が、局地戦から国全体を巻き込む世界大戦へと変貌するとの事)
また後日、小隊のみの運用となっていた魔導師の新たな運用方法として、即応魔導大隊構想を提言。
この提言が、ターニャ希望の後方勤務をさらに遠ざける形となります。
「どおして、こうなった!」
第二〇三航空魔導大隊
ターニャ、参謀本部・ゼートゥーア准将との会談。
大尉に昇進後、自分が提言した航空魔導大隊の編成官に就任。
この時、副官にはライン戦線で部下となったヴィーシャ(少尉)が就きます。
前線に赴きたくないターニャは、候補者の基準値を高く設定したり・過剰な訓練を強いたりしたが、悪態はつかれども上層部からの評判良いです。
また、ターニャが開発狭路yくした「エレニウム九十七式」の先行量産モデルを使用することとなります。
大尉のままでは大体を指揮できないという事から、特例中の特例で少佐に昇進します。
それに伴い、第二〇三航空魔導大隊の大隊長にも就任。
上官からの信頼も厚く、誉れある最前線への回数券をゲット笑
第二〇三航空魔導大隊・始動
高級参謀らによる査問会を経て本格始動することとなった、航空魔導大隊。
大隊の大事な初陣を、後進国であるダキア公国がお相手してくれることとなります。
ダキア公国は戦法だけで約3個師団の大編成で進行してくるものの、前時代式の装備と前時代的戦術を用いた戦術しかなく、まだ最新型兵科・装備を誇る第二〇三航空魔導大隊にとっては格好の練習相手になり、ターニャ曰く
「ピクニックに来たようなもの」
といったレベルで勝利をおさめます。
逆ににターニャたちの部隊はダキア公国に進行していき、ダキア公国首都を戦時国際法に則り兵器工場を攻撃、大戦果を収めて帝国へと帰還します。
第二〇三航空魔導大隊の戦果から、参謀本部のゼートゥーア少将・ルーデンドルフ少将は今後の重要な局面に、つまり最前線へとガンガンターニャたちを送り込んでいきます。
「どおして、こうなった!」
「幼女戦記」~まとめ
たまに聞くんですが、ターニャなまら強いんだから一人で勝てるでしょ?
もう設定から破綻してるし笑笑
みたいなこと言ってる人見ますが、無理ですから!
ターニャは、前世の記憶から戦局や戦術を読み解いて運用することに長けている事と、あくまでも優秀な魔導師であるという点です!
バルセロナのメッシが、11人のプロ選手と試合しても勝てないのと一緒ですからね。
また、後方勤務を狙うターニャが保身や安全策を講じているのに前線・最前線に飛ばされていくのが見ものですよ!
戦争物だし、幼女に転生するしで題名損している漫画だとは思いますが何らおススメです!
したっけね、ばいばい!
[原作]カルロ・ゼン [キャラクター原案]篠月しのぶ [漫画]東條チカ
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