こんにちわ、いのまんです。
週刊少年マガジンで連載中の「なれの果ての僕ら」を読んでみました。
内容的には少年少女が集まってのパニックサスペンス的な感じで、週刊少年マガジンさんがたまにぶつけてくるサスペンス枠の新連載ですね。
「なれの果ての僕ら」~作品詳細
作者:内海八重
出版社:講談社(週刊少年マガジン)
連載期間:2020年~連載中
ジャンル:パニックサスペンス
発行巻数:既刊1巻(2020年7月現在)
[著]内海八重
「なれの果ての僕ら」~あらすじ・ネタバレ
同窓会の招待状
小学校の旧校舎で起きた立てこもり事件は、12名の死亡者を出した。
首謀者のみきおも死んでしまいます。
その2週間前、彼女の未来に数学を教えてもらっていたネズはみきおから小学校の元6年2組の同窓会の招待状が送られてきます。
”なぜか彼女を裸にさせて勉強するという、いきなり悪いイメージの主人公”
二人はその同窓会にいくつもりだが、未来は自分たちが付き合っていることは内緒にしようと言います。
同級生たちを監禁するみきお
同窓会会場の旧校舎にやってきたネズは、教室にやってくると同級生たちが来てます。
高校2年となった元クラスメートたちと昔の話も織り交ぜて話しをしているとみきおも現れましたが、谷口の姿がいません。
しかしみきおは谷口もいると言って、教室の隅のダンボールにいると指をさします。
それをダンボールを開ける、中には谷口のバラバラ死体が入っていました。
一同がパニックとなり殺されると思ったタカポンは、教室を逃げ出して階段を駆け降りと、みきおの仕掛けによる硫酸ミストが顔に降り注ぎます。
”おそらく硫酸ミストじゃ死なないと思われ・・・”
苦しむタカポンをみきおは階段から蹴り落とすと、タカポンは死んでしまいます。
ネズたちがキレると、みきおは拳銃を取り出します。
そしてみきおは校舎にはいろんな仕掛けがあり、妨害電波でスマホも使えず、逃げられない状態に陥ります。
毒入りシロップのリレー
みきおは極限状態に追い込んで、どのような反応になるのかを実験をしたくなる、クラスメートを集めたのだと説明します。
みきおは誰も恨んでいないので、自分に実験に従えばちゃんと解放すると言います。
みきおはネズにシロップを渡すとそれを飲むように要求、ネズがそれを飲むとみきおはシロップには毒が入っており、5分後には死んでしまうのだと言いました。
そして誰か2人が毒を請け負えば助かると説明して、これは信頼度を調べる実験なのだと説明します。
毒を請け負うように溝口に要求するが溝口は飲もうとしませんでした。
しかしみきおはこれはチュートリアルで、シロップには毒は入っていません。
今度は本番で、今度は本当に毒を使う事、そしてリレーを7人でやると言い出します。
そして先程毒を飲まなかった溝口に、無理矢理毒入りシロップを飲ませます。
毒を飲まされた溝口の体には、実際に毒の症状が現れだします。
次に毒を請け負うのは、委員長となり毒を飲みます。
委員長が毒を飲むと、みきおは溝口に解毒剤を打ちます。
そして次の毒を請け負うのは、雨宮に決まります。
しかし雨宮は毒を飲もうとせずに、委員長の自分への悪口に関して暴露します。
雨宮は委員長に土下座して謝罪するよう要求、委員長は仕方なく土下座して謝りますが、心を込めて謝っていないというので、委員長はキレます。
それでも雨宮は毒を飲んでくれます。
そんな雨宮に対してみきおは立場を利用して委員長の悪事を晒して快感だったのでは?と問いかけます。
すると今度はクジで選ばれた3人の候補者から、雨宮が相手を選べることになります。
しかし選ばれた3人は誰も毒を引き受けません。
そこで雨宮は自分の体に興味があると気づいた黒田を別室に連れていきます。
そして毒を飲んでもらう代わりに、自分の体を好きにしてもいいと言い、スカートをたくしあげます。
”ゆるふわ系だが、プンプンと感じるビッチ臭”
二人は教室へと戻ってくると、満足した顔で黒田は自分から進んで毒を飲みます。
次の毒の受け手は小清水と決まります。
小清水は雨宮と仲が良く、雨宮にした行為に対して許せませんでした。
しかし黒田に辱めを受けるのは雨宮の方だと言われて、毒を飲みます。
次に引いたクジは小清水の親友だった、仲の良い雨宮は一度毒を飲んだ為ルール上参加権が無くっており、元クラスメートは誰も名乗り出ませんでした。
誰も毒を飲むもうとしなかったので、ネズは自分が親友だと言い毒を飲もうとしましたが、みきおはクイズを出してネズが本当に親友なのかと調べることにします。
みきおはネズに、雨宮の生年月日と血液型を聞きますが答えられず、小清水は血を吐いて死んでしまいます。
ネズは自分のせいだと自分を責めている中、みきおはもう一度同じ実験をして、今度はなんとか最後まで繋ぐことができ終了します。
盗まれた毒入りシロップ
実験が終わりカレーを食べていたネズに山口は、みんな小清水が死んだのはネズのせいだと思っていると言います。
”小清水が死んだことがネズのせいというには無理がありすぎ”
すると今度は桐嶋が、何のアイデアもないのに無責任なことを言うなとそれに同調する者もいて言い争いになってしまい、教室に居づらくなりネズは部屋を出ます。
小清水の死体を片付けようと教室にいくと、そこにいたみきおは誰かに毒入りシロップを2つ盗まれたことを教えます。
ネズは毒の瓶が盗まれたことを教えます。
毒入りの水を飲んでしまった相沢は、小清水同様に血を吐いて死んでしまいます。
犯人捜しのために身体検査をすることになったが、毒の瓶を持っていたのはネヅの彼女の未来でした。
「なれの果ての僕ら」~感想・まとめ
物語冒頭から、おそらく主人公であろうネヅがさえない普通の学生で読む気力が湧いてきません。
しかも、彼女の未来にも自分のどこが良かったのか聞いても笑って終わりでまったくネヅの良さは分からないまま同窓会が始まります。
みきおの趣旨は実験だという事がわかりますが、動機は謎です。
今の所、ただただサイコパスな人間です。
こうゆう行動をとる人物なら、もっと壊れていてくれないと他の人たちとの区別化ができないですが結構普通ですよね。
しかも、クラスメートの抑止力がボルト式拳銃1丁では集団を止めるにはインパクトが弱すぎです。
しかも、せっかく絵があるのに、物事のきっかけとなるシーンの書き方も弱すぎです。
雨宮が黒田を教室から連れ出すシーンとか、いきなりで雨宮のビッチ臭しか感じなかったし。
ミステリーやサスペンスとしては・・・
2巻発売しているけど、あんまり続きが気にならないので読まないですね~
絵付きで内容確認したい方は「ebookjapan」で試し読みがでいるので是非読んでみてください。
じゃあ、したっけね!
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