こんにちわ、いのまんです。
田中芳樹先生の原作ももちろん人気ですが、作画が「鋼の錬金術師」「銀の匙」の作者荒川弘先生とあれば作画が手に取るきっかけとなった方は多いと思いますね!
やっぱり、荒川先生のいい所は明暗がしっかり分かれていて漫画として読みやすい事ですね。
ちょっと難しい話でも絵の雰囲気で理解できるという点はハガレン時代からですね、現在最も読みやすい漫画を描く漫画家さんですね!
「アルスラーン戦記」~作品詳細
原作:田中芳樹
作画:荒川弘
連載期間:2013年~連載中
ジャンル:ファンタジー・戦記物
発行巻数:既刊13巻
「アルスラーン戦記」~あらすじ
大陸の中心に位置するパルス王国は近隣の諸国からの交易品が中央に集まることによって大きな富とあらゆる物があります。
パルス王国の皇太子アルスラーンが14歳になったある日、敵国ルシタニアが進行を開始したことによって初陣を飾るが、味方による裏切りによって無敗を誇っていたパルス軍が敗走・潰走してしまい国王であるアンドラゴラス3世もルシタニア軍に捕まってしまいます。
猛将・ダリューンにより九死に一生を得たアルスラーンは、宮廷より追い出された軍師・ナルサスを味方に迎えてルシタニアに奪われたパルス王国・首都エクバターナの奪還を目指していく
しかし、ルシタニアによって奪われたエクバターナには先代の嫡男・ナルサスが正当な王位継承を求めて名乗りを上げます。
自分の価値観を磨いていき、治世を行っていくアルスラーンの物語が始まります!
[著]荒川弘 : 田中芳樹
「アルスラーン戦記」~登場人物と主な国家
アルスラーン
パルス王国皇太子だが、父・母からはなぜか疎まれており出生に大きな秘密がありそうである
温厚で繊細な性格だが他者に対する深い配慮の心持っていて、臣下が彼に集まる理由は彼の柔軟な考え方によるところがおおきい
ダリューン・ナルサスを始めとした臣下と共にエクバターナ奪還を目指す
ダリューン
若くして万騎長(マルズバーン)の地位に就く一騎当千の武将
叔父である大将軍(エーラーン)ヴァフリーズにアルスラーンの事を直に頼まれたこと、またダリューン本人もアルスラーンの人柄に忠誠を誓う
ナルサス
軍略・政略の知識は作中随一の持ち主
元・宮廷書記官だったが、宮廷内の不正を暴いたことによって命を狙われる事となり野に下る事となる
逃げ落ちてきたアルスラーンを助けて、エクバターナ奪還した際の褒美に「宮廷画家」立場を用意してくれるとの事からアルスラーンの臣下となる
パルス王国
アルスラーン父である第18代国王アンドラゴラス3世が納める大国
大陸公路の中心にある国家の為に東西また南から物資が集まる事によって反映している国家である
しかし、豊かな国であるがゆえに他国からの侵略も多いが、その侵略をはねのける強兵国である
ルシタニア
パルスより北西にある貧しい国
貧しさからの脱却を目指してパルス侵略を行い、調略がはまりルシタニア軍撃破により、パルス国首都エクバターナを押さえる
イアルダボート教以外の宗教を一切認めようとしない国である
「アルスラーン戦記」~感想
戦記物の面白さは、個性豊かな武将や人物が出ることですがアルスラーン戦記もそれに違わずですね!
僕は、三国志・史記・水滸伝と長編歴史小説が大好きなので今は漫画版しか読んでないですが小説版も読んだら引き込まれる事間違いなしだと思います
例えるならアルスラーンは誰?
長編歴史小説に出てくる人で似た人を例えるなら、やっぱり三国志の劉備玄徳になるんでしょうね
人徳があり、周りを固める武将に恵まれるみたいな
アルスラーンも臣下の適材適所、また政策への判断力等働きやすい環境を作っていくのが上手で人心掌握が、素でできる王になるべくして王になったって感じですね!
また、登場人物出てきた忠臣・ダリューンは一騎当千の強者ですが、自分的には三国志の趙雲の雰囲気が強いかなって思いますね!
実際に1対1の場面は多く出ますが、連勝しています
しかし、あくまでもダリューンの強さは個人・戦術的な強さであって戦略的に必勝とはなりません。
だからこそ、知将ナルサスの力が必要なんです!
戦術的な勝利はダリューン単体でも成しえますが、戦略的に長期的に事をなすには軍師の力が必要ですよね!
そんな彼は三国志で天下三分の計を考えた諸葛亮孔明をイメージでいいですよね!
登場人物、一人一人を誰はあの人、この人はあの人と考えるのも面白い作品ですね!
「アルスラーン戦記」~まとめ
アルスラーンが奴隷開放制を導入しようとして試している場面がありますが、上手くいかなかったり
ルシタニア軍の宗教がらみの暴力・残虐行為を見ると普通に虫唾が走ります
ソフトに書いてくれているので不快にはなりませんが、こうゆう風に漫画をきっかけでもいいので、各個人が現在の制度の良し悪しを考えていければいいな
って真面目に考えてしまいます。
また、アニメも途中までで終わっているので3部以降をどうするんでしょうね。
楽しみに待っておきましょう!
じゃあね!したっけね!
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