こんにちは、いのまんです。
ハチクロです!
現在「3月のライオン」をヤングアニマルで連載中の羽海野チカ先生のデビュー作ですね!
この作品が連載中の時が僕がまだ高校生・大学生くらいの頃だったので夢中になって読んでは片想ってました
付き合わなかったのか?って
うるせぇ、バーカ!泣
「ハチミツとクローバー」~作品情報
作者:羽海野チカ
連載期間:2000年~2006年
ジャンル:青春・恋愛
発行巻数:全10巻+外伝1巻
[著]羽海野チカ
「ハチミツとクローバー」~登場人物
竹本裕太
初登場時、19歳・浜美大建築科2年生の犬系男子
手先が器用だったことから美大に入った登場人物随一の凡人
花本はぐみに一目惚れをして、片思い中
花本はぐみ
初登場時、18歳・浜美大油絵科1年生の小柄な女子
芸術に関して天性の才能を持っているが、朴病で人づきあいが苦手
森田に恋心を抱くが・・・
森田忍
初登場時、24歳浜美大6年生の超絶天才変人
作中随一の天才、我が道を行く変人だが仲間思いな一面もある
はぐみに好意を持っているが・・・
山田あゆみ
初登場時、21歳浜美大陶芸科4年生でスレンダー美女だが中身は中学生
容姿端麗だが幼い一面も、就職に失敗して大学アシスタントとして学内に残る
真山に恋する乙女ちゃん
真山巧
初登場時、22歳浜美大建築科4年生の要領良し
仕事が出来て面倒見がよい優秀な人物、しかし結構さみしがり屋
バイト先の原田理花に片思い
花本修一
浜美大の美術史講師。はぐの従兄妹で保護者的存在のように接している
大学の研究所は上記主要メンバーのたまり場のようになっている
「ハチミツとクローバー」~あらすじ
美術大学を舞台に主人公の男女5人が、才能・恋愛・自分自身と若者がぶち当たる壁に対して、竹本を始め性格も才能も違う登場人物達に羽海野先生独特の感情の迷路やそれぞれの葛藤をセンチメンタルに描いていきます。
芸術に対しての才能をどう突き進むのか?
好きなあの人と一緒にいるにはどうすればいいのか?
自分には何ができるのか?何をすればいいのか?
みんなそれぞれの価値観を求めて青春の出口へと突き進んでいく青春ラブコメディです。
「ハチミツとクローバー」~感想
僕的には竹本君やあゆみが就職失敗している描写が印象的なんですが、この漫画が連載されていた当時はなまら就職氷河期なんですよね。
ちょうど自分もこの末期に就職活動していた世代なので当時ハチクロを読んでいるときはガンガンに刺さってくるものがありました。
竹本裕太は青春の救世主
竹本君は一般人です、むしろ真面目ないい所はあるけどどっちかというと要領が悪いタイプです。
大体、こうゆう人は現実世界でも自信を持てないという事が往々にしてありますよね。
ハチクロメンバーの中でもあまり物語を動かすような役回りではなく、話をグルングルン回す森田さんの説明役にまわったり、5人で遊んでいるときにカップリングが組めなかったりして、中々物語の中心には入り込めないです。
竹本君は優しいのできっかけみたいな与える役目になっちゃいますね。
そんな彼が苦労の末内定した企業が倒産することになり内定取り消しとなりました。
実際の所自分が何をやりたいのか、何ができるのかという悩みの中で就職活動を行っていた竹本君にとって、これが緊張の糸を切るきっかけとなりました。
ちょっと近所に買い物に行く予定が自転車に乗って北へ北へと進み、お金が無くなって住み込みで働いたりして人との出会いもあってで通常では体験できないことをしています
この旅で得た答えは、大したことじゃないと思います、ただ前を向いて進んでいけば時が解決していたりすることもあるという事だと思います。
世間がいう答えがすべてではなく、答えの一つなんだと思えるようになったのかなって
だから、この旅から帰ってきたときに竹本ははぐに告白をします。
もちろん答えはNOですが、彼にとって付き合う付き合わないが答えではなかったのかな
ただ、僕のことをわかってね。こう思っているんだよって知ってほしかった素直な気持ちです。
真面目で素直な竹本君らしい答えで
告白後の爽やかな顔は、学生の時の自分が求めていたものだなって感じますね!
「ハチミツとクローバー」~まとめ
竹本君目線でしか書かなかったのは、やっぱり自分に似た性格の彼の事を書きたかったからです笑
はぐや森田さんの事は全く分かりません、才能があるんだからそれを使って生きていけるって羨ましいっていうのが凡人・いのまんの感想になってしまいますからね笑
持っているから楽ってわけではないのも客観的には分かりますけどね。
ハチクロって恋愛漫画ではないですよね?
自分的には青春漫画だと思ってます、青春時代ってほんの一瞬だったから輝きもしたし尊い時期でした。
その一瞬の時期は大人になったら戻せない幻想みたいなものだから
「ハチミツとクローバー」のような青春漫画や
「サマーウォーズ」
「時をかける少女」
のような青春映画でその時代へ戻った体験を求めるんでしょうね。
また数年後に読むんだろうな。
したっけね、バイバイ!
コメント