こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。
今回は、マガポケで連載中の「薫る花は凛と咲く」6巻感想です。
凛太朗も薫子も良いですね。
自分の事のように応援してあげたくなるのが、この二人の恋路。
これから先をどう描いていくのかに目が離せません!
「薫る花は凛と咲く」~作品詳細
作者:三香見サカ
出版社:講談社
ジャンル:青春
発行巻数:既刊6巻(2023年1月現在)
「薫る花は凛と咲く」~あらすじ
お嬢様校に通う和栗薫子と出会った、底辺男子校に通う紬 凛太郎。
薫子と過ごす時間を心地よく感じる凛太郎だったが、次第に、自身が抱く恋心に気づき始めていた……。
ある日、薫子と二人きりになった凛太郎は突如、彼女への想いが溢れ、「好きです」───思わず言葉が零れ出てしまう。
この出来事をきっかけに、凛太郎は、自身の気持ちを薫子に伝える決意をする。“近くて遠い”二人の、一途で淡い恋心の行方は──!?
三香見先生は間の魔術師!
6巻の注目は、凛太朗の告白に対しての薫子の返事。
これまでの流れからいって付き合うことはほぼ確定なのは間違いないのですが、そのシーンをどう持っていくのかが注目のポイントでした。
読み手側として注文は何もなく、三香見先生の描く展開に期待をしていましたが、文句の付けようのない神展開!
二人で回った夏祭り、並んでベンチに座って取り留めない会話をしながらも意を決して再度薫子への想いを伝える凛太朗。
「和栗さん!」
その空気を読んでか薫子の少し震えた手、それでも余計な緊張を与えてはいけないと感じたのか穏やかな表情で「はい」と向き合う薫子。
1ページ丸々使って薫子の心の準備を描く、この”間”の作り方が三香見先生という作家さんのそして「薫る花は凛と咲く」という漫画の真骨頂ともいえるシーンだと思います!
薫子の表情はタイトルに偽りのない凛とした姿でした!
「告白は男性がするもの」なんて古い考えはありません、男性側も女性側どっちがするにしてもにその雰囲気を感じさせれるようにしてほしい。
そしてされる方もその雰囲気を読み取ってあげてほしい。
二人のやり取りの中で、二人の思いやり・優しさを感じられる最高の告白シーンだったと思います!
鳥肌ものでした!
最後に
薫子の「もっと前から凛太朗を知っていた」「友人たちへの報告」とまだまだ盛沢山ではあるのですが、私の都合で今回は短い感想になってしまいました。
それでも最高に楽しませていただいたのは間違いありません!
7巻も楽しみしております!
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