「神さまがまちガえる」2巻感想～もしかしてフルダイブなんじゃないか？？

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

今回は「やがて君になる」の作者・仲谷鳰先生の新作「神さまがまちガえる」2巻を読んだ感想です。

これってもしかしてバーチャルの世界なんじゃないかって思います。
今回明かされた、主人公の紺の秘密がそう思わされるますね。

まあ一番の謎人物がかさねだと思っていたら、ほかの人物にも実は秘密があるというパターンかも。。

「神さまがまちガえる」～作品詳細

作者：仲谷鳰

出版社：KADOKAWA

ジャンル：日常・SF

発行巻数：既刊2巻（2022年11月現在）

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空を歩けるようになったり、とつぜんUMAが街中に現れたり――この世界は今日も”バグ”でいっぱい！

シェアハウスで暮らす中学生の男の子・紺は、大家にして”バグ”の研究者であるお姉さん・かさねの助手として様々な”バグ”と向き合う。

世界を改変する”バグ”に混乱させられつつも日々を楽しんでいる紺だが、彼はとあるひみつを抱えていて――？

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人によると思うけど、自分の中で一番困るバグは物が壊れなくなるバグですね。

ハサミでテープが切れなくなってたけど、うちは食品関係のお仕事なので工場では食材を切れなくなって業務が滞ってしまいそう。
交通事故とかは無くなって安全かもしれないですね。

なんか想像したらいっぱい出てきそう笑

けど、この中で一番嫌なのは「寝れなくなるバグ」。
寝れなかったら体力回復どうするんでしょうね、読んだ感じ睡眠不足という概念も無くなってましたが寝れるようになった時の反動があまりにも大きそうなので嫌です笑

バグが起こった時に自分がどうするのかを想像するの楽しいです！

シェアハウス大家のかさねはバグを観察できない特殊な体質をしています。

んで今回現れた問題です。

シェアハウスの住民で全く知らない人物がいるということ。
朝起きたら全く知らない住民が、まるで以前からいたように食卓で朝ご飯を食べているという不思議な状況です。

その少年こそが本作主人公の綿谷紺。
バグと呼ばれる現象によって、「家族が増える」バグが起こった結果生まれていた存在。
一人っ子の隣人にも突然妹ができていました。

ただ、その突然できた妹が消えてしまう。
それなのに紺は残っている不思議。

バグのイレギュラー的関係で紺は現実世界に残ることになります。

それを観測できるのはかさねのみとは言っても、何日も過ごしていれば違和感に気が付きます。
架空の住所や架空の親・友人との接点の不可解さ、しかし紺の口座にお金が振り込まれている様子はある。

バグで生まれて残った紺。

人間なのか、人間じゃないのか？
ここら辺の概念がアバウトな感じがしますし、かさね的には人間だと主張していることからこの世界では人間という扱いでいいと思います。

”この世界では”ですが。

紺の存在を考えると、この作品の世界自体ががバーチャルの世界なんじゃないかって思えてきます。
SAOのフルダイブ的なやつとか、リアルなメタバース空間であったりするのかもしれないとか。

”バグと言われる不思議な現象を楽しむ”日常ゲーム、ガチャシステムのSSR～Nまでがランダム設定のような感じになっていて、大きなバグもあるが気が付かれないような小さなバグも起こったりする。

神様がまちガえるの神様は、ゲーム運営者かもしれないなっていう勝手な妄想でした。

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
したっけね！

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