こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。
毎年の事ですが、始まりがあるように終わりもある。
完結した作品があります。
寂しかったり万感の思いがあったりとしながら思い出を語って行こうかなって思います。
どぞ。
ミミズクと夜の王~
発行巻数:全4巻
圧倒的な物語の美しさ!
奴隷少女を初めて人間扱いしてくれたのは私(ミミズク)を食べてくれない魔王でした。
一巻に抱いた主人公の少女・ミミズクへの違和感というか嫌悪感みたいな物を強く感じたが、その理由はミミズクが自分の事を”愛していないから”。
元奴隷だったミミズクを一番人間扱いしていないのはミミズク本人で、初めはその違和感に嫌悪しました。
そんなミミズクを人間扱いしたのは、人間が恐れている夜の森の王。
中盤から結末迄の構成に心が震えます。
推しが隣で授業に集中できない!
発行巻数:全7巻
私の特別なアイドルは、特別な友人に!
アイドルと同級生になったファンの青春物語、祝完結です。
家庭環境や煮え切らない将来の話と高校生らしい悩みも描かれていたが、何よりも主人公3人の友情物語をいつまでも眺めていたい幸せな気分にさせてくれました。
もっと3人の友人関係を眺めていたかったという思いがありながらも、全7巻での着地は無駄な面が全く無く、余すことなく描き切ってくれたと思います!
原作・筒井先生の若い世代特有の心理描写、シンプルでストレートな可愛い絵を描いてくれた作画・菅原先生に感謝しています!
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~
発行巻数:全28巻
はっきり言って、初めの方の恋愛頭脳戦は好みじゃなかった。
けど少しづつ明かされていく白銀の出自や、四宮財閥の問題・相続関係に惹かれて言った作品でした。
自分的には赤坂アカ先生はストーリー作家さんだと感じていたので一話読み切りのお話よりも伏線を張りながら連載を続けていく方が面白い作家さんだと感じていました。
この作品を最初で最後に、これからは原作者として活動をされていくそうですが【推しの子】を含めこれからの作品を楽しみにしています!
金曜日はアトリエで
発行巻数:全4巻
たまに出会う、感想の無い作品。
内容を楽しんだというよりも環と石原春水の二人の雰囲気を純粋に楽しんでいると言葉にできる様な感想が思い浮かびませんでした。
この作品は私にとってノンストレスで読める貴重な作品でした。
ましろのおと
発行巻数:全31巻
羅川真理茂先生が少年誌で描いた”芸の道を極めようとする少年”の成長物語が完結しました。
大好きすぎて、寂しい気持ちと完結を祝福する気持ちが混ざり合った何とも言えない気持ちとなってしまいます。
「ましろのおと」という作品は完結してしまいましたが、これからの雪たちの物語は読者が想像していく始まりでもあります。
世界を旅した雪の音、僕らはどんな音を奏でるのか舞台に立つ雪を思い浮かべながら今後も作品を愛していきたいと感じられる作品でした。
ちはやふる
発行巻数:全50巻
2022年、48巻くらいまで無料で読める機会があって一気読みさせていただきました。
有名な作品なのに読んだことが無かったのですが、女性誌で描かれているのにどのスポーツ漫画にも負けない熱血漢溢れる漫画だという事を読ませていただいて初めて知りました。
長編作品が苦手な自分としては良いタイミングで読むことができました。
最終巻、買わせていただきます!
仙石権兵衛(センゴクシリーズ)
発行巻数:全72巻
この、骨太な歴史漫画が完結を迎えてしまいました。
今後、戦国時代の漫画が読むたいという若者がいたら真っ先におススメするのがこの作品です。
仙石権兵衛という人物を追っていたはずが、物語を進めるためには政治の話もしなくてはならず、豊臣秀吉の漫画にもなっています。
正直、今後このレベルの歴史作品に出合う事はないのではないかという完成度の高い歴史漫画でした。
宮下先生、お疲れ様でした!
コメント