こんにちわ、いのまんです。
ゼノンコミックスで連載中の「モブ子の恋」読んでみました。
一言で言いますと初々しいぃ!っていう感じですね、こんな柔らかいものを読んでしまったら抜け出せなくなるんじゃないかってくらいにもどかしさがブルースを奏でるというか笑
作者:田村茜
連載期間:2017~連載中
ジャンル:恋愛
発行巻数:7巻・絶賛連載中
あらすじ
大学2年生の田中信子(モブ子)はスーパーでのバイトを約1年を迎えます、性格は引っ込み事案で人見知り、自分の思っていることをうまく伝えられない女の子です。
同じスーパーでアルバイトをしている大学2年の入江君は寡黙で黙々と仕事をする真面目な男の子です。
そんな二人が他人にはもどかしいほどにゆっくりしたペースでも着実に恋愛という経験を積んでいきステップアップしていくほのぼの恋愛漫画です。
二人の関係は小さな勇気の積み重ね
引っ込み思案なモブ子は恋愛面だけでなく仕事面でもなかなか言いたいことが言えずにいたりするんですが、これ
なまらわかります!
仕事で聞きたいことあるけど忙しそうで聞けなかったり、恋愛でもアドレスは聞けない、てか初めに声かける方法もわからない。
まて声かけるタイミングもわからない!
仕事ならやらなくちゃいけない、避けられないという使命感があるからやります。
モブ子もアルバイトは頑張ってます。
ただ、男女の関係って進めようとしなければ何もしないのが一番効果的ですからね。始まらなければ、終わりもしない笑
この二人の始まりは、飲み会の帰りに入江君に家まで送ってもらったことに対してお礼が言えずに(タイミングを見失っていた)いたモブ子が、ありがとうの一言を告げるシーン。
何気ない一言ですよ、ただのお礼です。
けど言えないこともあるじゃないですか?
あるんです!!
いまさらなに?とか、きもっ!とか思われたらヤダなとか、ネガティブな事をモブ子じゃなくても考えてしまうもんなんですよー
って、ちからが入りすぎてしまいましたすみません。
他にも些細なことで謝る場面でも、アドレスを聞く場面でも、デートを誘うにしてもいつもの自分では出せないちょっとの勇気を出して行動してます。
けど、このちょっとの勇気は出さなければ傷つかずに平穏な日常を壊すかもしれない勇気でもあるんです。
だからこそ、引っ込み思案なこの二人が起こすアクションには多大なる意味があるんです!
背中を押してくれる人たち
モブ子の恋が動き始めたのは、新しく入った阿部ちゃんというお話好きの明るい女の子がきっかけです。
いい子なんです、モブ子が入江君とラインを交換できたのは阿部ちゃんのおかげだし、誤解を解けたのも阿部ちゃんのおかげです。
そして入江君にも金子さんという背中を教えてくれる相手がいました。
しかし、ちょっと面白おかしく入江君の恋愛話聞いてるだけで無責任に焚きつけるだけなんですよね。
こうゆうのは結局背中を押す側にも配慮が必要だし、煽るだけでは相手を怒らせてしまうだけだという事ですね。
けど、金子さんは悪い方ではないので入江君の反応にすぐに謝ってます。
そして改めて入江君の行動の必要性を説いていた事がこの漫画に悪人は描かないぞ!という作者の意思が垣間見えますね。
最後に
この漫画は途中に描いたように小さな勇気の積み重ねだと思います。
どんなに出会いがある人でも、どんなにカッコいい人でも異性との関係には勇気が必要だと思うので。
恥ずかしい思いもするし、カッコ悪い思いも傷つくこともあるかもしれないです。
だから、答えをださずに先延ばしにすればいいとも考えてしまうかもしれないけれど自分の成長には繋がらないですよね。
この漫画は恋愛をテーマにしているけれど、本質的にはちっぽけな勇気のお話だと思って読んでます。
良い漫画ですね~!
じゃぁ、したっけね!また~
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