こんにちわ、いのまんです!
アルセーヌ・ルパンといえば日本ではルパン3世を思い浮かべる人が大多数だと思いますが、初代はフランスの作家モーリス・ルブランによって書かれたアルセーヌ・ルパンが元になっています。
小説版のアルセーヌ・ルパンを読むのは「かったるい」とか「めんどくさい」と思ってしまいますが、森田崇先生による作画で漫画化されておりトリックも冒険も綺麗な絵で楽しめます!
今、下記のサイトでも無料で読めますので試しに読んでみてはいかがでしょうか!?
原作:モーリス・ルブラン
作画:森田崇
連載期間:2011~2016年
ジャンル:怪盗
発行巻数:全7巻
アルセーヌルパンの人物像
1900年前後のフランスを舞台に怪盗ルパンの冒険譚を描きます。
貴族の城館や資本家の邸宅などを襲い宝石や美術品、貴重な家具などを盗んでいく大胆不敵な大泥棒で脱獄の名人でもあります。
一方で紳士の側面も持ち合わせており人助けや女性や子供を助ける義賊的側面も持ち合わせているようですね。
また変装の名人でいくつもの変名を持っているのは有名ですが、ルパン3世で使われているマスクをかぶって変装するものではなく、多少の外見の変化としぐさや表情、話し方を変えるといったように類まれなる演技力を使って変装していたようです。
初代ルパンもルパン3世と同様の性格だったようですね、ちなみに女性関係は多いですが浮気はしなかったようです笑というより、意外にも純愛を好むようでそんなラブロマンスを絡めた作品が結構多いです。
どの時代でも義賊的活躍をする人は人気が高いものですね!日本の大泥棒・石川五右衛門も義賊と呼ばれておりゲーム化されるほどの人気ですし、そしてルパンもルパン3世に昇華してますよね!
悪を許さず、善を尊ぶの代名詞みたいなものなのでカテゴライズしやすいんですね!
また意外なのが変装ですね!
変装といえば、ルパン3世を見て想像をはるかに超えた変装技術があると思いましたが意外と演技や姿勢といったような形で人を騙せる変装をしてきたんですね。山寺宏一さんやコロッケさんみたいな感じだったんでしょうかね、演技の事はまったく素人なんでちょっと勉強したくなりますね!
小説アルセーヌ・ルパンが与えた影響
もちろん、ミステリートリックや冒険・伝奇ロマンとして様々な作品のトリックがミステリー小説で形を変えて使用されているようです。
アニメ・ルパン3世でもっとも影響を受けたのは宮崎駿監督で有名な作品「カリオストロの城」ですね。
元祖アルセーヌ・ルパンでも「カリオストロ伯爵夫人」「カリオストロの復讐」2作品もありあす。アニメ・ルパン3世のファンとしては垂涎の作品では無いでしょうか?!
また、冒険ものとしても有名で特に「奇厳城」という作品は他の作品にも多大な影響を与えているほど人気のタイトルとなってます!
この作品は「ドラえもん のび太の海底奇巖城」というアニメ映画は分かりやすく本家「奇巖城」も海辺に関係するため、大きく影響を受けていることがわかります!
ここを注目してほしい!
「ルパン逮捕される」、「獄中のアルセーヌ・ルパン」、「ルパンの脱獄」
上記のタイトル、怪盗ルパン伝1巻に収録されているサブタイトルなんですが、どうでしょうか?
すごい興味がそそられませんか!?
ルパン伝の最初の一回がいきなりルパン逮捕されるですからね笑
初代ルパンもマヌケなのか?それとも打算なのか?
自分が読み始めようとしたとき、このサブタイトルで一気にガツン!!っと持ってかれました!
ただ普通にタイトル通りの事が行われるだけなんです、
しかしルパンは逮捕時も獄中時でも脱獄時にも常に優雅です!余裕たっぷりに仕掛けてきます!
そして、丁寧にその手口を解説してくれるのでトリックの爽快さを損なわずにわかりやすく描かれていることが作画している森田崇先生のモーリス・ルブランへの愛情がヒシヒシと伝わってきます!
そして前出していますが「奇巖城」は、傑作と名高い作品ですが今回漫画化されたものを読んで初めて内容を知りましたが、ただ一言
「凄い!」
読み始めは
「まあ、ありふれた感じでしょー。奇巖城っていうくらいだからインディージョーンズ的なぁ」
と大層なめ切った感じで読み始めたんですが、
「あれ?なんだ?思ったのと全然違うぞ・・・、そうゆう事なの!」
凄く擬音でしか説明していない気がするんですが予備知識を全く持たずに読んでほしい作品ですが、ミステリー・冒険・ラブロマンスというアルセーヌ・ルパンの面白さの全てが詰まった作品といっても過言ではありません!
ぜひ一緒に共感してください!
最後に
この作品の漫画化は一度連載終了となったようですが、kindle版で6月2日より新連載「813」編が始まりました。
奇巖城編を終えて、4年間公衆の面前に姿を現さなかったルパンが何を目的に姿を現したのか!?
今回のルパンも目が離せなさそうです!
したっけね!
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