こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。
今回は2022年秋アニメ「後宮の鳥」第1話の感想です。
PVの通り、とても良い第1話でした!
原作のわかりにくい部分を上手く構成することによって今後の展開を期待させる演出がされていました!
今季一番期待できる第1話でした!
「後宮の烏」~作品詳細
作者:白川紺子
出版社:集英社
ジャンル:中華ファンタジー
発行巻数:全7巻(2022年6月現在)
「後宮の烏」~アニメ制作
製作:BN Pictures(バンダイナムコ)
監督:宮脇千鶴
シリーズ構成:大島里美
「後宮の烏」~1話あらすじ
烏妃(うひ)は、妃でありながら夜伽をしない特別な妃である。
呪殺、祈祷、失せ物さがし、頼まれればなんでも請け負うが、会えば災いがあるとも言われている。
後宮に住んでいるが詳しいことは誰も知らない謎めいた存在だ。夏王朝(かおうちょう)の皇帝・夏高峻(かこうしゅん)は、烏妃の住まう夜明宮へと足を踏み入れる。
そこにいたのは漆黒の衣装をまとった美しい少女・柳寿雪(りゅうじゅせつ)であった。
「後宮の烏」~感想
小説版の分かりにくさが改善された第1話
夏高峻が権勢を獲得するシーンから始まりました。
やっぱりシリーズが完結しているだけあって最後の展開を想定して作られたシーンと言えます。
小説版だとかなり途中に明かされる内容ではあるのですが、当初長期連載を想定していなかったためか小出しにしていたので時系列が分かりにくかったのですが、アニメではその辺をまとめて直して脚本されているようです。
皇太后は高峻の生みの親を殺害、廃太子にして何年も幽閉、しかし官吏宦官を味方につけて決起して王位を奪い取ります。
母が毒殺されたのも高峻の後ろ盾を排除する狙いがあるのでしょう。
簡単に処罰しないのは皇太后と同じようなことはしない意思の表れで、法に基づいて処罰を下そうとする高峻という人物の高貴さや気高さが感じ取れました。
1話で皇太后への恨みの話が出たからと言って本作品は復讐劇ではないのですけどね。
後、今後寿雪が絡んでくるであろう後宮内の過去の話を絵物語のように演出するのがとても印象的でした。
そう、印象に残りやすいように描かれていることによって見る人の記憶に植え付けられるように演出されています。
期待通りの第1話でした!
烏妃・寿雪も惜しげなく
寿雪、とてもいいデザインですね!
予告PVも見ていましたが、改めて第1話を見るととても蠱惑的な存在と少女の様相を呈していました!
悪い意味ではなく小説で読むよりも全然人間っぽいです、小説で読んだときの自分の印象は冷たい印象であんなに表情豊かなイメージは赤ったのですが、高峻が食べ物を持ってきたシーンでの表情の綻び方は自分がイメージしていた寿雪よりも全然よかったです!
「人を呪わば穴二つ」
幽鬼を呼び起こすときの術も文字で読んでいた時の印象よりも魅力的でした。
自分の想像力の及ばない点をアニメで補填してくれるのは本当に助かります!
寿雪はたまに宮女に扮してうろつきますが、九九(ジウジウ)と出会いましたね。お喋り設定ではあったけど喋る喋る笑可愛いけどね!
最後には白髪の寿雪も見せてくるなんて、、、後宮の鳥の伏線的な部分を1話で余すことなく見せてきています。
さいごに
ちなみに衛青が呼んでいたターチャ(大家)とは、高峻の呼び名です。
後宮の鳥では独特な用語が数多く出てくるので、空気を読んで何となく流しながら視聴してみるのをおススメします!
今後も期待大の第1話でした!
ではでは最後までお読みいただきありがとうございました。
したっけね!
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