アニメ「後宮の鳥」を見るか悩むあなたにおすすめしたい~あの作品に似ているを検証

アニメ

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

今回は、白川紺子先生作「後宮の鳥」が秋にアニメ化されるに当たり視聴するか悩んでいる方へおススメしたい!

新たなキービジュアルとキャスト紹介もされて気になる人も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
本作品は色んな趣味の人が見て”面白い”と感じられる様々なジャンルが含まれている作品です。

怪奇、友情、ミステリー、後宮、中華、ファンタジー、盛り込まれすぎているくらいに盛り込まれている

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「後宮の烏」~作品詳細

作者:白川紺子

出版社:集英社

ジャンル:中華ファンタジー

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「後宮の烏」~アニメ制作

製作:BN Pictures(バンダイナムコ)

監督:宮脇千鶴

シリーズ構成:大島里美

発行巻数:全7巻(2022年6月現在)

「後宮の烏」~あらすじ

後宮の奥深く、妃でありながら夜伽をすることのない、「烏妃」と呼ばれる特別な妃が住んでいる。

その姿を見た者は、老婆であると言う者もいれば、少女だったと言う者もいた。

彼女は不思議な術を使い、呪殺から失せ物さがしまで、何でも引き受けてくれるという――。

時の皇帝・高峻は、ある依頼のため烏妃の元を訪れる。
この巡り合わせが、歴史を覆す禁忌になると知らずに。

後宮物が好きな人に勧めたい

後宮独特の人間関係が見たい人におすすめしたい。

大奥や後宮、女性同士が我を貫き通す鬼や蛇が住まう魔窟となっています笑
皇帝の寵愛を得るか、というような政治的な戦いを描いたどろどろの人間関係がエグさを増していきます。

と書いたが、そこまでドロドロはしていません。
それでも人が集まれば、嫉妬や憎悪は巻き起こり、奇怪な事件へと繋がっていくのが見どころです。

中華風ファンタジー好きに勧めたい

人気ジャンルの一つに中華風ファンタジーがありますね!
管理人も大好きなジャンルですが、「後宮の烏」もこのジャンル。

「ふしぎ遊戯」「暁のヨナ」「十二国記」「水滸伝」、歴史が長いだけあって神話も豊富だからファンタジーの世界観としてこの上ない舞台設定なのか中華風ファンタジーなんです。

蓮の花を使用した寿雪の不思議な術、そしてそれとは別に巫術もあるし呪術もある。
そしてこの世とあの世の境目のような設定も出てくる。

後宮内であるにも関わらず、広い世界観を打ち出した発想が白川先生の凄い所です!
後宮内の権力争いだけではなく、王朝の権力争いにまで発展させたアイディアが凄いです!

ミステリー好きに勧めたい

あらすじに”呪殺から失せ物さがしまで、何でも引き受けてくれる”とあるように、物語の中心となる話は後宮内の摩訶不思議な出来事の解決。

ただリアル路線もあるけれど、心霊現象だったり呪術解除だったりと普段では見られないような内容のミステリー要素がそそられる。

クールに見える寿雪が、意外と世話焼きな面がいいんです!

イケメン好きに勧めたい

皇帝・高峻、宦官・衛青・温渓・淡海、寿雪を取り巻く男性陣たちがなんだかんだとイケメンなんですよね。

高峻とか、全然下心はありませんよって雰囲気で”友人”となろうとか言ってしまいますし、衛青は冷たくしてるけどただ高峻第一なだけだし、温渓・淡海は違う個性が上手く調和しているし。

温渓・淡海、寿雪の護衛で小説では物語開始当初は出てこないのですが、おそらくビジュアル的に必要そうなのですぐに登場させるでしょうね!

まあ男性陣は九九の素朴さと、時折デレる寿雪を楽しみにしていましょう!

「薬屋のひとりごと」に似ている?

何となくよく聞く話題です。
「後宮の烏」と「薬屋のひとりごと」が似ているのかという議論ですが、まあ似ていないでしょう。

似ていると感じてしまう人は、

後宮=ミステリー

この二つで連想しているだけだと思います。
こんな事で関連付けたら世の中の作品の大半が似ている作品になってしまいます。

「後宮の烏」の主人公・寿雪は妃、「薬屋のひとりごと」の主人公・猫猫は下女と立場がまず違い、ミステリー要素も”巫術”に”薬学”となってます。

そして後宮内のミステリーですが、ここら辺はある程度似通った要素があっても仕方がないと思います。
実際に本格ミリテリー作家さんでさえ、世の中に出し尽くされてしまったミステリーを如何に目新しく見せるかに日々苦労されています。
後宮内という設定上、似ているように見えるのは仕方がない面だと思います。

後は視聴者・読者がどちらの作品設定を好むかによると思います!
管理人はファンタジー要素がある方が好きなタイプですので「後宮の烏」をおススメしますよ!

さいごに

10月放送、楽しみに待っております!

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
したっけね!

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