こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。
今回は文野 紋先生作「ミューズの真髄」2巻を読んだ感想です!
一巻読んだ時にこんなにも人のコンプレックスを描きだすとは思ってなかった。
かなり舐めて読んでたことを反省。。
特に20代に刺さる作品となっている。
弱っている人は読むなと言いはしましたが、実際は弱っている時こそ読めばシンパシーを感じられる作品だと思う。
自分の心としっかり相談しながら読んでほしい。
「ミューズの真髄」~作品詳細
作者:文野 紋
出版社:KADOKAWA
ジャンル:社会
発行巻数:既刊2巻(2022年8月現在)
「ミューズの真髄」~あらすじ
絵が好きなのに、こんなにも頑張って、こんなにも好きなのに。
誰にも負けないくらい好きなのに。
どうして美術の神様は、私を愛してくれないんだろう。
高円寺に住み、美術予備校に通い出した美優。
母の呪縛から抜け出し、もう一度絵を描き、龍円への恋心も自覚し、幸せの絶頂にいた美優だったが……。
美術の神様に焦がれ、魅せられた歪な一方通行の愛の行方は……?
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「ミューズの真髄」~感想
「私は平凡なんです」という作品はいくらでもあるけど、その平凡という個性を最後まで描き切れる作品は中々お目にかかれることはない。
基本的には成長物語を見たいというのが多数意見だから、成長した姿を描くのが作品としても正しい選択だから。
ただ現実世界では平凡な人は平凡なままで、平凡な自分に抗って抗って何度も身悶えしながら自分自身を受け入れていくもの。
そんな捲られたくもない現実を、忖度なく描くなんてあまりにSっ気が強い作品だと思う。
…いや、作者自身がコンプレックスを抱いてなければ、こんなにもリアルに針のように突き刺すような事は難しいはずだから、むしろ自分自身を投影させたM属性の強い作品と言った方がいいかもしれない。
いずれにしても2巻は少しでもメンタル的に弱っている時は、作品世界に引きずり込まれてしまうので要注意してほしい。
上辺の言葉は捲られる
瀬野美優始めとした、登場人物全員コンプレックス・劣等感の塊のような作品なので話が暗い!
気分が上がったと思ったらすぐにそこに突き落とされる。
情緒不安定過ぎじゃない?なんて思うかもしれないけど、なんというか情緒不安定だ。
鍋島君の頭とは違う事を言ってしまうのも「弱い自分なんか見せない」という自己防衛。
龍円さんの「上っ面の会話上手」も自己防衛。
この二人は他者に踏み込み、自分のコンプレックスに触れられないように傷つかないように生きている。
鍋島君のように強がってしまう事や、龍円さんのように着飾ってしまう事なんか全然良くある話でよく見る話。
話を聞いてみれば、どんなに良い言葉を並べたとしても強がって着飾った言葉はやっぱりわかるもの。
という自分も昔恩師の方に「カッコつけるな」と再三言われてきたのでよくわかります。
男だから弱い自分なんか見せたくないし、人生一度はカッコよく生きてみたいから強がりってしまう。
覚えておこう。
上辺の言葉は、案外他人に気が付かれているものである。
周りの芝生は大体青い
コンプレックスを抱える人間は近くにいる人がすべて優秀な人間に見えてしまう。
「私は、平凡なんです」
これが何よりも一番わかる!
好きでやっている事だが、他者を魅了するような才能は自分には持ち合わせていない事!
2巻では、2回ばかり漫画とは思えないようなセリフが出てくる。
積み重ねられたコンプレックスって、自分の中で恐ろしいほどに粘り気のあるストレスに変換されていって、最終的に爆発してしまった時に独白のようになってしまう。
美優は平凡な絵しか描けないと悩み”ミューズに愛される人と愛されない人の違い”の中で愛されていない方の人間。
何か一つの事を追求しようとすると、痛いくらいに自分の”平凡”さに気がつかされている。
常に他人の方が自分の1段2段上を行っているような気がして焦ってしまう気持ちがよくわかる。
自分の場合、頑張って人並み程度になれるように努力しているのが本音で、30年以上生きてきてホント思う。
みんな才能豊かすぎ!
管理人の職場の後輩君なんて、何度も同じミスを繰り返しては怒られているのにケロッとした態度を見ると尊敬する。
あんなに注意されてメンタルやられないなんてあやかりたいもんだ。
冗談として、そんな些細な事でさえも他人と比べてしまう事がある。
コンプレックスとは本当に厄介なものだ。
ドストライクの世代
きっとこの作品が特に刺さるのは20代の若者たちだと思う。
年齢を重ねていけば徐々に自分を受け入れていくのだが、若ければ若いほどに劣等感に苛まれるはず。
是非その劣等感に抗ってほしい!
抗った先に本当の自己肯定が生まれるだろう!
さいごに
美優には最後まで何も得ずに平凡な自分を受け入れる人間を描いてほしい次第です。
そうゆう作品を見てみたいからという欲ですけどね。
3巻が最終巻みたいなので手に取りやすい巻数なのでぜひ読んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
したっけね!
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