こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。
今回は、三浦糀先生作で少年ジャンプにて連載中の「アオのハコ」6巻読んだ感想・紹介を書いていきます。
雛、凄いですね。
私も同じラインに立ちたいという意思表示が大喜への告白ですもんね。
三角関係の作品って大体片一方に魅力が偏ってしまい、それと同時に人気も偏るものですがしっかりとバランスを取るストーリー展開が凄いです。
ノンストップ青春漫画です!
「アオのハコ」~作品詳細
作者:三浦糀
出版社:集英社
ジャンル:学園青春
発行巻数:既刊6巻(2022年8月現在)
「アオのハコ」~あらすじ
夏休みも終盤の8月26日。誕生日を迎えた千夏は、副キャプテンに選ばれた事への重圧(プレッシャー)を感じていた――。
友人から誕生日を祝われるも、どこか元気の無い千夏。
大喜はそんな千夏を励ますべく、電車で海へと連れ出した…。
二人きり、夏の終わりの冒険へ。
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「アオのハコ」~感想
雛の告白
無理やりでも同じ土俵に立ちに来た!
5巻ラストで雛が大喜に告白しました。
この告白に成功の匂いがしない事は読者も雛本人もわかっている事じゃないですか。
それでもどうにか大喜の視界に自分という女の子がいる事を知ってほしかったという事でしょう。
こうゆう風に強制的に恋愛の土俵に立つ感じが強豪アスリートっぽいです。
けど、この行為はちょっとズルいです。
告白した側の雛は返事を求めず、しかも告白したことは覚えていて私の事を意識しろって言うのだから中々の策士です。
じゃあこうゆう女の子が嫌いですか?と問われれば、嫌いじゃないんですよね。
物理的に距離感の近い男女の間柄に入るには、雛のように大胆な行動を取らなくてはいつまでも空気のままですからね。
千夏しか見えていない大喜の心に、雛という風が吹き込んだ瞬間です!
千夏の謝罪
IH敗退、副キャプ就任。
そして気になる大喜と雛の関係。
自分で勝手に距離を取って線引きして大喜を遠ざけたのに、なんとなく孤独感に勝てずにいる様子なんですよね。
千夏はあまり表に出してきてませんでしたが、海外に行く親元を離れて大喜の家に居候。
本人の天然な雰囲気も相まってメンタルが強く見えてたけど、決して強いわけじゃないんですよね。
千夏は案外普通の女の子だという事。
誰だって調子がいい時は、弱みなんて見せませんから。
千夏が大喜に「どこかに行きたい」と誘ったのは彼女の良い意味での逃避であり、寂しさの裏返しで、少し心の拠り所ができたのかなって感じられました。
人物表現で裏表の描き方がとても良い!
当初のイメージでは、
”決断力高めの千夏”
”明るいけどうじうじしている雛”
といった性格の二人なのかと思いましたが、表面上の単純な性格だけを救い上げているわけでは無いのが三浦先生の凄い所。
人って”普段は優しいけど怒ると怖い””柄は悪いけど話せば優しい”というような2面性を持ち合わしているものですが、千夏と雛、二人ともその2面性を同タイミングで表現しているのがストーリー作りの上手さを感じますね。
安易に飛びつかない大喜も好印象です!
最後に
しかし、土砂崩れから電車停車って「H2」の国見比呂と雨宮ひかり展開ですね笑
6巻は心理描写の上手なあだち充作品を呼んでいる気分になりました。
短いですが、最後までお読みいただきありがとうございました。
したっけね!
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