こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。
今回は、コミックDAYSで連載されていた「推しが隣で授業に集中できない」7巻感想をなるべくネタバレなしでお伝えします。
今回で最終巻となりました。寂しい。。
もっと3人の友人関係を眺めていたかったという思いがありながらも、全7巻での着地は無駄な面が全く無く、余すことなく描き切ってくれたと思います!
原作の筒井先生の若い世代特有の心理描写、シンプルでストレートな可愛い絵を描いてくれた作画の菅原先生。
お疲れさまでした。次回作も楽しみにお待ちしております!!
では本編!
「推しが隣で授業に集中できない」~作品詳細
作者:原作・筒井テツ
作画・菅原こゆび
出版社:講談社
ジャンル:日常・青春
発行巻数:全7巻(2022年8月現在)
「推しが隣で授業に集中できない」~あらすじ
休職中のちひろに、かける言葉が見つからないーー。
アイドル業を休業しているちひろに、ぎこちない態度をとってしまう咲子。
さらに、アイドルをやめてほしくない一心で「悪質なファン」であった過去を明かしたまーや。
高校卒業後、3人が歩んでいく進路とはーー?
3人のかけがえのない高校生活は、
ついにクライマックスへ!
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「推しが隣で授業に集中できない」~感想
千史ちゃんが求めた友人関係が素晴らしい
冒頭でも言いましたが、無駄な回が全くなくずっと震えながら読んでました笑
”推しとな”は自分にとっては”友人”という曖昧な関係性をクローズアップした作品だと思っています。
アイドル・ちろちゃんは、現実には中々登場しない立場の子を出すことによってより人間関係にアクセントをつけることができているんですよね。
友達って実は曖昧な関係です。
自分が友達だと思っていても、相手にとっては数いる知人に過ぎない。
友人だったらこうしてあげるべきだったとか悩んでしまう事もある。
人間ってそんなに色々な顔はできない物です。
咲子は”友達の資格が無い”と言いましたが、それはもちろんちひろが決める事です。
1年間嘘をつき続けてきたまーやでも、その1年間は紛れもなく友人関係だったでしょう。
友人・知人問わず、人間関係は打算の関係です。
もちろん、打算が無い関係の方がいいと思う方もいると思うけど、それって想像してみると中身の無い関係性だったりします。
そうゆう視点で考えると一番初めに打算で動いたのはちろちゃんです。
ちひろは咲子に”私の事を好きなら友達になってくれる”という思いを抱いて友人関係になっています。
そして咲子は”春シャンのちろちゃんと友達になれる”と考えています。
まーやに関しては書くまでもないくらいに欲望で動いてますよね笑
けどそんな人間関係がとてもリアルに感じらる!!
始めのきっかけがそうゆう形でも、いつの間にか損得無しで付き合っていく関係に変わっていくモノだったりしますからね!
ちひろは二人よりも先に社会に出ている人間なので人間関係がちょっと大人な考え方です。
けど、だからこそ対等に付き合っていける友人関係を望んでいるのかなって感じました。
ちろちゃんの臨んでいた友人関係を築き上げれて本当に良かったと思います!
素直になったまーやちゃんをもっと見たかった
そして最もドラマティックに動いていたまーやちゃん。
自分の本心を隠しながら仮面を被りながらちろちゃんと接してきたまーやちゃんですが、やっと素を見せられる人間関係に変わった事で表情豊かになったのは最終巻で最も嬉しくなってしまった所です!
最終巻にあんなにも可愛いまーやを持ってくるのは筒井先生ひどいと思いますね笑
終わってしまってこんなに寂しいのは久しぶりでした。
咲子との仲も良い方向に変化していって最初から最後までとても楽しい青春漫画を読ませていただきました!
最後に
最終巻なのに最終巻っぽい感想じゃないですね。。
なんかキラキラした漫画だったのに、全然キラキラ感を出すことができてない。
両先生、申し訳ないです。。
アニメ化、ドラマ化、本当に検討して欲しいです。
ARCANA PROJECTが歌ってくれた「春色ストーム」と「ヒトナツ・コンプレックス」とても良かったんで、ぜひこれらの楽曲を使用して映像化してほしい!
関係者各位、ご検討よろしくお願いします!!
筒井先生、菅原先生の作品がもっと読みたいですね!
次回作楽しみにお待ちしております!
ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
したっけね!
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