真珠の死刑は無くなった!そしてロマンスが始まる!?「夏目アラタの結婚」8巻感想・ネタバレ

小学館系

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

今回は「夏目アラタの結婚」8巻を読んだ感想を書いていきます。

8巻は本当にそうなってしまったか!という感じです。

法律に明るくないので読み進めてポカンとしてましたが、最後まで読んでから

この作品はかなり危ない表現も多いですし、感想書いても気持ちの良い作品では無かったので今まで書いてませんでしたが8巻は別物でした!

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「夏目アラタの結婚」~作品詳細

作者:乃木坂太郎

出版社:小学館

ジャンル:サスペンス

発行巻数:既刊8巻(2022年7月現在)

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「夏目アラタの結婚」~あらすじ

真珠の死刑が無くなる? 超緊迫の最新集!

これまで法廷で裁かれていたのが「本物」の品川真珠ではなく、未成年である可能性が高いことが判明したことにより、裁判長により死刑判決の破棄が決定された!
妻である真珠の死刑が破棄された今、アラタとの「アクリル板越しの夫婦」はどのような変化を迎えるのか。誰も想像し得ない真珠の考え、そして、アラタの決断とは!? 物語が大きく動く最新集!!!

「夏目アラタの結婚」~感想

重大なネタバレがあります、ご注意ください!

怖い、相変わらず怖い。
アラタの選択は本当にそれで正しかったのか?
つり橋効果で、真珠に引っ張られているだけじゃないのかと思ってしまいます。

児相の所長はアラタの行動の危うさを案じている様子でしたが、どんどんと真珠の考え方に引っ張られているような気がします。

真珠の被害者遺族である紗菜との会話で子供の話が出た時に、子供は可愛いと思うし、幸せにもなれると思うとアラタは語ってました。

けど

「生きなきゃいけなくなる」
「生きる自由を縛られるより、死ぬ自由を縛られるのがイヤだ」

異質な考え方です。
けど、真珠と同様の考え方です。

ただ生かされていた真珠、粗末な食事を与えられて生かされ続けていたという事は死ぬ自由すらも奪われていたという事ですが、そんな真珠を見ているアラタだからこそ「死ぬ自由を縛られるのがイヤだ」というセリフが出たのでしょう。

真珠は本当に死刑を逃れる!

7巻最大の衝撃は、真珠は戸籍登録されている真珠ではなく後に生まれた”妹”だという事。

姉真珠誕生→約10ヶ月間生育→姉真珠亡くなる→空白期間→妹真珠生まれて姉真珠

戸籍上21歳の姉真珠との年の差は2歳以上、現在いる真珠は未成年の可能性がある事から裁判を一からやり直さなくてはならない可能性が出てきました。

無罪とまではいかないが、未成年に殺人の罪で裁判はかけられない。
少年法の規定によって死刑にすることもできないし、本名公表での記事にもできないです。

本当に”公訴棄却”となりました!

成人に達しているという決定的証拠が無かったんです。

そして上告放棄書というのも提出、直後真珠を拘束している法的根拠は無くなった事を利用してアラタは真珠を連れ去ります。

法律の事は明るくないので詳しくは書き表せないですが、法の隙間を縫った事は確かで再逮捕の令状が出るまでは拘留させている理由がなかった模様です。

アラタと一緒にバイクで走りだしますが、この時点でも法による拘束は出来ないので自由の身です。

アラタは真珠の事を〇人鬼だってわかっているんだから、そんな人間をバイクの後ろに乗せるって正直普通の精神状況じゃないですよね。

つり橋効果のドキドキと〇人鬼をバイクに乗せているときのドキドキは同じ効果を出している。
いやもっと前から、アクリル板越しで会話をしているときでさえ、会話の駆け引きの中で動悸しているので、錯覚なんだと気が付いてほしい。

所長の懸念は当たってしまいましたね。
ただのラブロマンスにするにはあまりにも危険な展開と呼べそうです。

さいごに

真珠の被害者・英輔の妹・紗菜が何か企んでそうです?

乃木坂先生が描く美女って本当に可愛いから悪いことしたときの逆振れが凄いんですよね。。

9巻どうなるのかな、怖いなぁ。。

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。したっけね!

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