終わった⁉アクアの父親探しが終わった?「推しの子」7巻感想・ネタバレ~

推しの子

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです

今回は、ヤンジャンで連載中の「推しの子」最新7巻の感想を書いていきます。

2.5次元舞台編も佳境を迎えて最高の盛り上がりを見せてくれました。

週刊で読むよりも単行本で読んだ方が何十倍も面白い作品です!

そして等々アクア・ルビーの父親が誰なのかがわかりましたね。納得してないけど。。

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「推しの子」~作品詳細

作者:原作・赤坂アカ
   作画・横槍メンゴ

出版社:集英社

ジャンル:転生・ミステリー

発行巻数:既刊7巻(2022年2月現在)

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「推しの子」~あらすじ

大人気漫画『東京ブレイド』の2.5次元舞台、本番が開幕!!

幼少時の因縁を元に対立する、かつての天才子役・有馬かなと現『劇団ララライ』エース・黒川あかねは舞台上で自身の演技をぶつけ合う!!

そして、“感情演技”の為、自身のトラウマと向き合う星野アクアが辿り着く役者としての生き様とは!? 第五章2.5次元舞台編、クライマックス!!

“赤坂アカ×横槍メンゴ”の豪華タッグが全く新しい切り口で“芸能界”を描く衝撃作…第7巻!!

「推しの子」~感想

芸術を漫画に表現するのは難しい

2.5次元東ブレ編も佳境を迎えてますね。

周囲のマネージメント演技から一人の演者として輝く有馬かな。

子役時代に「10秒で泣ける天才子役」と言われても、年を取るにつれて周囲の空気を読んだ立ち回りをするようになってしまって自分本来がやりたい演技とは離れてしまったけど、今回は周囲のレベルの高さと強調によって

トラウマを利用した感情演技を爆発させるアクア。

アイを目の前で失ったことでパニック障害を引き起こしたアクアは、その発作を元にして感情演技をしています。
”実はアイは生きていた”という妄想を最大限に生かした演技は興奮しました。

文字にすると結構あっけなくなって空虚に感じてしまいますが、漫画としての描写は物凄かったです。

陰と陽、光と影といったキャラクターのバリュエーションの変化にメリハリが聞いていて有馬やアクアの演者としての成長しているのが絵から見て取れました。

ただ演劇という芸術分野を漫画表現に落とし込んで、ましてやこうして感想にするために文字に落とし込むには自分の演劇の知識が足りないですね。。

管理人は中・高で吹奏楽部で活動していて全道抜けて東日本大会まで進んだ経験があるのですが、他校の演奏を聴いても上手い下手の感想はあっても細かな論評はできませんでした。

芸術を論することができる人って、勉強して感性を備えた人じゃないとかなり難しいんですよね。

けど一つ言えるのは

「感情の揺さぶり!」

芸術って言葉にできない感動があるからこそ存在し続けるものだと思うんですよね。

今回の2.5次元舞台編は、言葉にできない感動がありました!

作品自体が週刊連載作品でジャンプ+とかでも読めてしまうので、どうしても1週置いて読んでしまうとなると気持ちの高ぶりがリセットされてしまったりすると思いますが、単行本で読むと一連の流れで読めるので本当に一つの舞台を見ている感覚で読めるのでめちゃくちゃ興奮するし感動しました!

雷田さんが帰宅する観客を眺めている気持ちは読者として俯瞰で見ているとよくわかりますよね。

2・5次元舞台編も面白かった!

アニメ化するなら舞台経験のある声優さんで固めて映像化して欲しいですね!!

憑き物の落ちたアクア

物語の一つの主題、アクアの復讐に終止符が打たれたと言っていいのでしょうか?

アクアが芸能界に身を置く理由として、亡くなったアイの復讐と本当の父親探しがあちました。

その父親が呆気なく見つかりました。

2・5次元舞台編の主人公役を務めた劇団ララライの姫川大樹、本名・上原大樹ですが、彼のDNA鑑定をするとアクアと異母兄弟だったことが発覚します。

ということは、姫川の父親・上原清十郎はアクアとルビーの父親だという事になります。

姫川の両親は、無理心中をして亡くなっていることから本人に問いただすことはできないですが、姫川と異母兄弟だと発覚していることからも偽りのない結果となっているでしょう。。

…って本当か!?
そんな単純に終わらせるとは思えませんよね!!

復讐相手であるはずの父親が亡くなっていたことから、アクアの復讐は終わりを告げてアクアの目の中の星が消えています!

アイ・ルビー・アクア、親子共にある目の中の星は意味があるとは思っていましたがそんな意図があるんでしょうね。
目的を持つことで得る力強さの一つと考えるのはちょっと安易かなと思いますし。

これから新生・B小町のPV撮影のためにアクア・ルビーが生前暮らしていた宮崎へと向かう事になりますが、この地で新たな謎が噴出するのではないかと勘繰ってしまいますね。

最後に

新生・B小町の話に移りますね。

アクアの話はどうしても暗くなりがちなのでB小町の話があると作中に明るさもあって楽しめますよね!

ルビーの純真さにこっちも心が洗われます!

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。したっけね!

【推しの子】 7

【推しの子】 7

[原作]赤坂アカ [漫画]横槍メンゴ

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