アニメ「平家物語」6話感想・考察~美男子・維盛の適材適所はどこなのか?

アニメ

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

今回はアニメ「平家物語」6話”都遷り”を見た感想を書いていきます。

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「平家物語」~作品詳細

アニメ制作:サイエンスSARU

監督:山田尚子

脚本:吉田玲子

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「平家物語」~6話あらすじ

 平家への風当たりが強まる中、京からの遷都が決まり、慌ただしく引っ越しの準備をする資盛、清経、びわ。

たどり着いた福原の海岸で、兄弟たちは清盛のおいに当たる、いとこ違いの敦盛と出会う。

月を見ながら笛を吹き、つかの間の交流を楽しむびわたちだったが、清盛の邸ではもののけによる変事が相次いでいた。

「平家物語」~感想

京の都での悪政が祟って福原の地に遷都することに決まり、平家一門居を一斉に移すことになります。

後白河法皇も清盛の命で幽閉されているので京の都は統治されずに荒れ果てていくのが目に見えるようですね。

清盛もこれまでの悪行が祟ってかしゃれこうべに襲われる夢を見るようで、一向に休まることができずにびわに琵琶を弾かせて心落ち着かせようとしています。

資盛・清経は突然清盛に呼ばれたびわを案じて一緒についていきます。
普段は散々憎まれ口を叩いている資盛ですが、意外とびわ想いなのが可愛いところですね。

ただ、清盛の夢は本当におどろおどろしい夢です。
これからの平家一門は急坂から転がり落ちていきますがまあ清盛の命もあと1年、一足先に現実でも夢でも転がり落ちています。

そして重盛の長男・維盛は似合わない戦に借り立たされます。

2週前くらいに大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でもやっていた頼朝挙兵に関してですね。

維盛は美男子として有名で戦姿も美しすぎて絵に描けないほどと言われていますが、本作では気弱なところが前面に出ています。

頼朝打倒のための戦の総大将を清盛に命じられますが、自信なさげな様子がありありとしていますね。

集まった平家の兵隊は7万騎と作中で入っていますが、日本でそんな人数の兵士は集まりません。
実際は4千騎程度だったと言われています。

維盛は気弱ではあるけど頭の悪い武将ではないので、自分の部隊を見れば数が少ないくらいすぐにわかるでしょう。

伊藤忠清にも坂東武者の勇猛さを散々に聞かされて士気が下がっていたのは一目瞭然。
見通しの立たない夜間に水鳥が一斉に飛び立つ様子を敵襲だと勘違いして撤退してしまいます。

清盛はこれに激怒します。

清盛的には武功を立てさせて昇進させたかった思惑があったのでしょうがこの時の維盛にはちょっと難しい心境dったのかなって思います。

ここまでアニメ「平家物語」を見ていれば維盛が戦に向かなそうな性格なのは見て取れますもんね。

維盛、今回の件で温情受けて処罰無しとなっていますが悔しさを噛みしめています。

ただこれからの平家は間違いなく下り坂、珍しく平家に感情移入してしまっているので維盛のこれからを知っていると悲しい気持ちになってしまいますね。

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
したっけね。

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