こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。
今回は、ヤングマガジンで連載中の「センゴク権兵衛」26巻を読んだ感想です。
長く続いたセンゴクシリーズも次巻で最終巻を迎えるそうです。
仙石秀久の物語ではあるものの同様に豊臣秀吉の物語でもあったセンゴクシリーズですが、
「センゴク権兵衛」~作品詳細
作者:宮下秀樹
出版社:講談社
ジャンル:歴史
発行巻数:既刊26巻(2022年2月現在)
「センゴク権兵衛」~26巻あらすじ
人生の最期に、天下人は何を望むのか。
類稀なる才能をもって戦国を駆け抜けた傑物・豊臣秀吉。
すべてを手に入れた男の命の灯火はまもなく尽きようとしていた‥‥。
時代は大きな変わり目に差し掛かり、誰もが皆“別離”に直面するーー豊臣秀吉は、そして仙石権兵衛は、如何にして戦国時代に別れを告げるのか。
大長編歴史絵巻は、いよいよ佳境へ。
「センゴク権兵衛」~26巻感想
出会いと別れが絡み合う
仙石秀久権兵衛は秀吉の妻・茶々の妹・江の輿入れの護衛の任につきます。
輿入れ先は徳川家康の3男で後の第2代征夷大将軍・徳川秀忠。
秀忠と秀久は小田原征伐の時に面識があって、秀忠との相性の良さが見て取れました。
というか秀忠、お江との初対面でめちゃくちゃ赤面していましたね!
秀忠は後々でも秀久を重宝するようになりますが、本作品では輿入れのタイミングから親交を深めていたのではないかと言ってますね。
「全く笑わない秀忠の隣によく笑う江様が必要なんじゃないですか?」
猪武者の代名詞的存在だったのですが、徐々に落ち着いた雰囲気を纏ってきています。
その落ち着きと共に娘・葛の再婚、そして正妻・藤の逝去。
小諸領に落ち着きはするものの秀久の身の回りは慌ただしいですね。
そして世の中は天下泰平の世へと移っていく・・・はずでした。
天下惣無事成就なり!
明国との冊封を受けて交渉が終わり、秀吉は戦乱の世の中は終了してこれからは平和な世の中になると宣言しています。
ただ、ここで終わらなかったのが豊臣秀吉でしたよね。
2度目の朝鮮出兵がまだです。
「天下惣無事成就せり」と宣言したものの、秀吉は自分が駆け抜けてきた戦国の世の中を回想してこう思います。
「味気ないなんとも味気ない色褪せた世界」
この言葉をバックに、秀吉は今まで見た事無い顔で泣いています。
センゴクシリーズの秀吉って物凄い知恵者で、他を圧倒する武力無くても工夫を持って天下人までたどり着いた人物として描かれてます。
25巻まで読んできて秀吉に対して嫌悪感を感じることは全くありませんでした。
だからここにきての慶長の役は驚きました。
戦乱の中で立身出世を成してきた秀吉にとって、戦以外で身を立てる方法は思いつかなかったのかと思っていましたが、本作では明らかにおかしくなっていました。
26巻の冒頭で仮病を使って諸将を騙すシーンがありましたが、後半部分は明らかにやせ細って言動にも利己的なものは無くなり感情的なものになっています。
浅い言い方ですが、センゴクシリーズの終わりが確実に近づいていると実感させられる26巻です。
最後に
27巻、最終巻!
始めは仙石秀久の物語だったのに、どんどんと戦国漫画へと進化していったイメージです。
この作品は後世に残るべき漫画の一つだと思っています。
ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
したっけね!
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