「逃げ上手の若君」最新3巻感想・ネタバレ~時行・新技の取得によって領土縮小を阻止する

漫画 

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

今回は、「逃げ上手の若君」を3巻読んだ感想を書いていきます。

戦に関しては現実離れした事は起きてませんが、未来が見える頼重は特殊能力感ありますよね。

ただ、それも日本古来にあった超常現象を持ち出してリアリティを高めています。

本当っぽい嘘が「逃げ上手の若君」の面白さの一つですね!

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「逃げ上手の若君」~作品詳細

作者:松井優征

出版社:集英社

ジャンル:歴史

発行巻数:既刊3巻(2021年11月現在)

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「逃げ上手の若君」~あらすじ

諏訪領、北の国境で 瘴奸率いる悪党が非道な侵略を開始。

大人は皆殺しにされ、幼子だけが村に残されていた。

時行は二刀使いの青年・吹雪と出会い、彼の緻密な策略で悪党の追撃を凌いでいたことを知る。

時行の逃げ上手に着目した吹雪は、敵大将を討ち取る奥義を授ける!

時行・新技取得!

子供しかいない村・中山庄。

この地で吹雪という剣も達者な(めちゃくちゃよく食べる燃費の悪い)戦略家と出会います。

アルスラーン戦記が好きな人なら、剣も使える戦略家と言えば軍師ナルサスを思い出しますね!

悪党共から村を滅ぼされて大人たちがいなくなってしまった村を守っていたのが、今回出てくる”吹雪”。

策を弄して、子供たちでも最低限自衛できるようにしている軍師であり、自分でも2刀流を操る剣士です。
このキャラはイケメンだし、肩書もカッコいいので人気でそうです!

そして時行は吹雪に必殺の秘剣、鬼心仏刀を学びます。
前巻では、騎乗で逃げながら背面騎射をする”パルティノン・ショット”を習得しますが今回も逃げながらの戦法。

悪党どもが攻めてくる!

武士の次男坊である瘴奸を大将とした悪党部隊が小笠原貞宗の命令で諏訪領北の領土を奪いに改めてやってきます。

その風貌が北斗の拳のTHE・悪党!!って所、松井先生が売れっ子な理由がわかります笑年取った読者にも優しい笑

子供と少数の救援で瘴奸達を迎え撃ってますが、雑魚兵士たちは吹雪の策によって足止めさせて強敵は一騎打ちの戦法で叩いていく作戦。

寡兵で戦う戦法、三国志8でよくこのような戦法取りました。

さて時行は、敵大将・瘴奸と屋内での一騎討ち!

必殺の秘剣、鬼心仏刀の炸裂です。

方法は押して切るでは無く、引きながら切る!
日本刀の特性を生かした切り方ですね、包丁でお肉や魚を切るときと同じ方法です!

この頃の日本刀って確か”古刀”と呼ばれる大きな太刀が主流の最期の時期だったはずなので力任せに押し切る方法が主流だったはずのなんですが、時行は一足早く引きながら斬るという刀の使い方を覚えたという事ですね!

時行は重武装した瘴奸に対して、小手をお見舞いして後は逃げ回って出血多量で勝っています。
説明だとめっちゃダサいですが、漫画だと逃げ回る姿がカッコいいのですから凄い漫画ですね!

小笠原貞宗が援軍として到着しますが、その後すぐに諏訪大社から頼重も救援に到着。

痛み分けにて終了して、心強い吹雪が仲間入りです!

神力の真実

頼重は未来が見えなくなっている事を報告します。

あれだけ大騒ぎしていて今さら報告は無いだろって思いますが・・・
結局、時行の事を兄様と呼ぶ雫の未知の能力によって頼重は神力を取り戻します。

雫は超常の者が見えるようで、その力はまだ謎に満ちていますね。

昔から日本では妖怪話と言うのは多いですが、史実でも室町時代までは本当にそういった者達が見えるようなごく普通の出来事だったみたいです。

人が現実だけを見ようとする時代(現代)には神力は消えてしまうと言っていますが、化学で片付く事が多くなるから失われていったことも多いという事ですね。

現代では、スマホの出現が自分たちの常識を大きく変化させたなって思っています。
きっと、この時代でも技術革新はあって様々な価値観が生まれては消えていく時代だったのかなって感じますね。

ただ物語におけるこの時代は、神の力が活躍できる時代!

この点を思う存分に生かして、事実と虚実を織り交ぜた時行伝説が描かれていくと思うと今後も更に楽しみになりますね!

ちなみに足利尊氏も人間の域を超えようとしている模様。

足利尊氏が弟・直義を鎌倉に戻して防衛にするように指示します。

しかし反乱の目がすぐそばにありそうという”勘”がするというだけの根拠。

普通、勘なんかで動くはずないのですが直義の目には尊氏の直感は人間を超える域に出しようとしていると思っているよう。

直感で戦をするなんて・・・、これまた面白いですね!!

最後に

室町時代前後の悪党とは、賊であり武士の戦闘力・組織力で対応する存在だったようです。

つまり、君臨する者にとって悪い事をした者たちが悪党と呼ばれる集団になるんですよね。。

かの有名な楠木正成にも悪党説があるくらいですから!

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。したっけね!

逃げ上手の若君 3

逃げ上手の若君 3

[著者]松井優征

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