こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。
今回は、漫画雑誌ハルタで連載中の「クプルムの花嫁」の2巻を読んだ感想を書いていきます。
新潟県燕三条市という職人ばかりが住む町を舞台に、鎚起銅器職人の修に「結婚」を迫られて婚約してしまった大学1年生のしいなのラブコメの2巻!
伝統工芸が周囲に取り巻く中で繰り広げられる現代版のラブコメ、めっちゃギャップ萌えしてしまいます!
「クプルムの花嫁」~作品詳細
作者:namo
出版社:KADOKAWA
ジャンル:職人×ギャル=ラブコメ
発行巻数:既刊2巻(2021年10月現在)
「クプルムの花嫁」~あらすじ
修は早く一人前の鎚起銅器職人になり、
婚約者のしいなと結婚するため、
新たな技法[錦銅]を身につけようとする。
でも仕事にばかり気を取られていると
しいなはヤキモチやいちゃう!
そんな中、修に温泉旅館から大きな仕事が舞い込む!?
新たな出会いてんこ盛りの第2巻!
「クプルムの花嫁」~感想
1巻ラストに来ていた奈良産という方、修の父親が制作した銅器の修復を週にお願いしていました。
その修繕はしっかり問題なく修繕されてはいたのだが奈良さん曰く、修の色が無く、ただ修繕しただけだった。
もっと、自分の色を出す修繕を期待していた。
ってこれ言うの簡単ですけど、実際は修理する方からしたらめちゃくちゃ難しいこと言われてますよね!
普通、修繕と言われれば元の製品に使い修繕を期待しますから。
そこに自分の色を出していいのかなんて、よほど才能に自惚れた人物くらいしかできない事だと思いますからねぇ。
ただ、素直な修はしっかり落ち込んでいます。
しいなは露出度の高い服で修を励ましていますが反応なく、最終的に水着。
赤い水着に触発されて、錦銅という赤い色付けの技法を習い始めるようになります。
赤が似合うしいなをイメージして新たな技法を習得しようとするなんて、ラブコメなのに伝統工芸の技もちょい出ししてくるところが知識にもなって面白いですね!
修はとある旅館で、銅器で飲めるお酒プランの為の銅器政策の為にしいなと共に旅館へ宿泊することになりました。
普通に街を楽しみ、温泉を楽しみ、初めは街のモチーフになっている6弁の桜の花弁を使ったタンブラーを製作しようと考えますが、料理を頂いたときに料理にあう小鉢の製作も頭の中に浮かんでいます。
口下手なままの修だったら言えなかったでしょうが、爺さんに「本当にやりたい事か?」と聞かれて考えた結果、お酒プランと料理に合うプランの両方を提示するに至っています。
2巻冒頭で、野心の足りない修理の話の時も口下手なりに自分の考えを述べていて、今回も旅館の広報?の方に自分一人で、どういったコンセプトでどうゆうものを作るのか、という事を言語化して伝えています。
どんどん独り立ちできるようになっていますね!
って思ったら、家の事までも自分でやってしまっているのでしいながやれる事が少なくて拗ねてます笑
追記銅器の話が面白くてその部分の感想が多いですが、しいなはちょこまか動く子犬みたいで本当に可愛いですね!
もっといろんな人に読まれてもいいラブコメだと思います!
最後に
新潟県の産業や文化・観光地の紹介を作者自ら取材して漫画に落とし込んでいるので、その点も読み応えあっていいですね!
聖地巡礼がとても楽しそうな作品です!
ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。したっけね!
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