こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。
映画「燃えよ剣」を見てきた感想を書きます!
中学校時代から何度も何度も読んできた司馬遼太郎先生の「燃えよ剣」映画化(初めてでは無いですが…)、予告編の時点で興奮が止まりませんでした。
10万年ぶりの実写映画の視聴です!
映画「燃えよ剣」~作品詳細
作者:司馬遼太郎
監督:原田眞人
キャスト陣
- 土方歳三:岡田准一
- お雪:柴咲コウ
- 近藤勇:鈴木亮平
- 沖田総司:山田涼介
- 芹沢鴨:伊藤英明
- 松平容保:尾上右近
- 徳川慶喜:山田裕貴
- 井上源三郎:たかお鷹
- 孝明帝:坂東巳之助
- 山南敬助:安井順平
- 永倉新八:谷田歩
- 藤堂平助:金田哲
- 斎藤一:松下洸平
- 山崎烝:村本大輔
映画「燃えよ剣」~感想
新選組ファン、土方歳三ファンなら確実に通る道、そして現代の新選組作品のほぼ全てに影響を与えているといっても過言では無い作品、それが司馬遼太郎先生の「燃えよ剣」!
土方歳三の小説における人格形成は「燃えよ剣」から作られている作品が多数あること間違いないほどにメジャーな作品です!
もうタイトルだけでもめちゃくちゃカッコいい!
”燃えよ剣”
シンプルだけど、この一点に詰まっていると言っても過言では無いタイトル!
行ってきました、劇場版「燃えよ剣」!
めちゃくちゃ良かった!
泣けました!
約3時間の超編燃えよ剣を劇場化するにあたり2時間では絶対に足りないであろう時間配分をこの長時間に構成して、既存のファンにも確実に満足できて新規ファンにもしっかりと理解できる作品になっています!
そして演者の演技が本当に凄いと思いました!
特に松平容保公を演じる尾上右近さん!
一橋慶喜に無理矢理に近い形で京都守護職へと任命された事への悲観。
その後も無理難題を仰せつかって苦悩に滲む表情は本物の松平容保公にしか見えませんでした!
孝明帝からの勅書に泣き咽びながらも土方歳三に告げるシーンは絶対に憑依していたと思いますね!
近藤勇演じる鈴木亮平さん!
燃えよ剣の近藤勇は自分の身の丈以上の役回りを持った事によって、道化へなっていってしまうのですがその移り変わりが見事に司馬遼太郎の近藤勇でした!
沖田総司演じる山田涼介さん!
政争や隊の変化に動じずに1人の沖田として全うした沖田総司。
どんどんと悪化していく表情の変化に感服しました!
ジャニーズかぁって思ってすみませんでした!
最後に岡田准一さん演じる土方歳三!
初めは多摩の田舎者。
けど徐々に新選組副長へとなり、田舎者が隊をまとめる冷酷な副長に。
立場が人を変えると言いますがその立場への変化がとても良かった!
岡田准一さん!大好きです!
物語は箱館・五稜郭にて土方歳三の語りから始まりました。
終始語り部のような構成になっており、最後の戦へと繋がっていきます。
そこまでの物語の盛り上がりが最後の戦への感動へと繋がっていって想像以上に心揺さぶる展開となりました!
最後は泣きました!
映画を見て泣いたのはショーシャンクの空に以来です!
原作の熱烈ファンの管理人であり、贔屓目もあるかもしれません!
もしかしたら、「司馬遼太郎の燃えよ剣ではない!」と思う方もいるかもしれません!
それでも、自分にとってはこの時代に燃えよ剣が映画化されて、リアルタイムで見れた事に本当に感動しました!
監督・脚本をなさった原田眞人監督!
こんなに最高の映画を制作していただき本当にありがとうございました!
最後に
もし見るのを迷ってる方がいましたら見に行かれる事をオススメします!
感情の琴線を弾かれる事間違いなしです!
最後までお読みいただきありがとうございました!
したっけね!
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