こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。
今回は、ヤマシタトモコ先生の「違国日記」8巻を読んだ感想を書いて行きます。
こんなブログ記事読むくらいなら、「違国日記」8巻を再読した方が絶対いいです!
それくらい理解していくため時間のかかる作品です。
短い短い感想です。槙生に辛口レビューされそうで怖い笑
「違国日記」~作品詳細
作者:ヤマシタトモコ
出版社:祥伝社
ジャンル:社会
発行巻数:既刊8巻(2021年10月現在)
「違国日記」~あらすじ
「あたしはただ、あたしでいたい」
楢えみり、高2。
好きになるのは同性で、相思相愛の彼女がいる。彼女とのことは、親友の朝には言えていない。
いま、朝にとって恋話とは異性とのことでしかなく、だからこそ「朝とは恋話はしない」とシャットアウトしてきた。
しかし、えみりは自分が自分である大事なことを親友に分かってもらっていないことに悩んでいたーー。
自分が自分でいるために。キャッチボールの第8巻!
「違国日記」~感想
7巻から続きのテーマ「なりたい自分になる」。
朝の周りに起こった不幸な出来事、友人・えみりが抱える性に関する葛藤を描く7巻です。
学年が上がった朝、後輩に自分の両親が亡くなっている事でどう接していいかわからないと陰口を言われた朝。
(決して悪口では無い)
この事に関して、陰口叩いている一年生が悪いわけでもなく、どう接していいかわからない朝が悪いわけでも無いです。
ただ触れにくい物事であるというだけです。
一方えみりはずっと朝に言えなかった事、同性が好きだという事を話します。
その事を話したときに朝は驚いた顔をして「応援」してるねと答えました。
偏見は無いと朝は言ったけど、「応援している」この言葉が出てくる時点で偏った見方をしているということなんです。
えみりが感じた朝の偏見は「初カレ」ができたら紹介してねという言葉。
えみりにとって彼氏ができる事は一生無い、本人はそれがわかっているから他人から「彼氏ができたら」という言葉は受け止められる言葉ではない。
「あたしはあたしでいたい」
帯の言葉はえみりの想いで、差別的に見られたわけでは無いけど無意識の偏見を受ける事はあります。
ただ、偏見も「オタクは犯罪者」「中国人・韓国人は全て反日」というようなよく考えればわかるような偏見ではなく、その人1人しか感じない偏見もありますよね。
「えみりに彼氏がいないのはおかしい」
「彼氏ができて当たり前」
一方的な朝の圧力にいつ言おうか悩んだ末に、朝が一年の会話を聞いてしまったという話のタイミングでえみりも持ってきましたね。
それで関係が悪くなったわけでは無いですから、むしろお互いに「なりたい自分」という答えを出し合っています。
頭の浅い所では理解できていて、深い所ではまだ理解できていないです。
読んで言葉を理解して自分の中の糧にするまで最低あと2回は読まないといけないかもしれません。
さいごに
とても濃い漫画なのにとても薄いブログ記事になってしまって、読みに来てくれた方に申し訳ないですね。
もちろん、ヤマシタトモコ先生はプロなので比べる事なんてできませんが、自分の考えた事を紙に文字と絵で落とし込むなんて神業です。
こんなブログ記事読むくらいなら、「違国日記」8巻を再読した方が絶対いいです!
ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。したっけね!
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