こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。
今回は、羽海野チカ先生の「3月のライオン」16巻を読んだ感想です。
15巻から約1年9か月振りの新刊、心の底から嬉しいです!
「3月のライオン」は発刊ペースがゆっくりですが、自分的には全然かまいません。
優しさあふれる物語と新刊の発刊ペースが、世間のペースの惑わされないという点が妙にマッチしていていると思っています!
「3月のライオン」~作品詳細
作者:羽海野チカ
出版社:白泉社
ジャンル:将棋・日常
発行巻数:既刊16巻(2021年10月現在)
「3月のライオン」~感想
1年9か月ぶりの新刊、どんなに疲れていても「3月のライオン」だけは読めてしまえる不思議な漫画です。
今回は日常描写が多く描かれていましたね。
桐山君はネガティブをネガティブのまま突き進んでいってしまう人間でしたが、今はネガティブをポジティブに変換する強さを持った人間に成長していますね。
クラスメイトとお昼ご飯を共にするシーンなんて、
”桐山零はもう学校に行く理由がないのに、学校に行っている”
という証を手にしていますよね。
野口先輩との関係だけで、学校という環境は桐山君の中で一つのゴールを迎えたのかなって思っていましたが、学生時代にしか起こらない文化祭を経てクラスメートの関係を育む様子はおじさん世代には胸が暖かくなる名シーンでした!
そして16巻ラストの獅子王戦決勝トーナメント!
島田研究会の4人が揃って同じトーナメントで顔を合わせることになりました。
3人の内、勝ち上がったものが島田さんと当たる事となります。
重田さんに勝った二階堂、しかもガチガチの肉弾戦で意地と意地のぶつかり合い。
以前の桐山君だったら歯牙にもかけないような内容の将棋だったでしょうね。
しかし現在の桐山君は違いますね。
勝ち上がってきた二階堂に、「前回と同じような将棋を指そう!」と少年みたいな目で誘いをかけています。
今まで桐山君は、思い込んでしまったら2者択一くらいに選択肢が狭まってしまってましたからね。
両親・妹が無くなり幸田の家に行くしかなかった事、幸田の家に居場所がなく一人暮らしを始めた事、この事はチャレンジではなくて独りで考えて選んだ狭い視野の中で選んだ悔過といえますね。
16巻で起こった出来事は、始めて自分以外が自分のルートを提示してくれてポジティブな気持ちを作ってくれる物でした!
二階堂はそんな桐山君を見て
「探しはじめたんだな。全身全霊で別ルートを。ーーやっと辿りつけたんだな。お前のその名と同じ場所 始まりのスタートラインに」
他人に気が付かれるほどに(わかりやすい人間ではあるが)、信教の変化、いや成長があったと言えますね!
ひなちゃんと進展あり
桐山君の心境が大きく変化されたのは、ひなちゃんとの関係性ですね。
まだまだ時間がかかると思っていましたが、付き合うみたいです。
この二人の時間はとても優しくもあり、自立した時間が流れているように感じられますね。
ひなちゃんは異性に関しては成長は遅かったですが、元々芯の強い子でしたから。
イジメの件しかり、父親の件しかり、あかりよりもはっきりと決断できる芯の強さがありました。
その強さが桐山君にも良い影響を与えたんですよね。
話は変わるけど、おじいちゃんの経営している三日月堂の隣の民家の常連さんが高齢になり息子さんと同居するため土地を売りに出すという話があります。
おじいちゃんはその土地を購入するかどうかにゃんでいますが、あかりは購入したいという意思を伝えています。
けどこれもひなちゃんが、将来三日月堂を継ぎたいという意思から生まれた事。
もちろん、あかりの意思もありますがいつしかひなちゃんを中心に物語は進んでいますね!
最後に
16巻も内容が濃すぎて、記事の内容が薄っぺらく見えます。。
ニュアンスだけでも伝わってくれれば・・・
そういえば、珍しく宗谷名人の実家の話もありました。
将棋以外は子供っぽいですが、あそこまで子供っぽいとは笑
土橋九段との仲良く研究している姿が見れました。
ではでは、短いですが最後までお読みいただきありがとうございました。
したっけね!
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