こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです
今回は、ヤンジャンで連載中の「推しの子」最新5巻の感想を書いていきます。
「推しの子」~作品詳細
作者:原作・赤坂アカ
作画・横槍メンゴ
出版社:集英社
ジャンル:転生・ミステリー
発行巻数:既刊5巻(2021年8月現在)
舞台で共演するあかねと有馬
東京ブレイドという人気漫画の舞台化作品にアクアと有馬かな、そして黒川あかねが所属する劇団ララライのメンバーが集結する事となります。
アクアはアイの情報を得るために、アイが劇団ララライに一時所属していた時の演出家・金田一利麿に近づくために演劇の仕事を受けます。
妹・ルビーも言っていますが、なんだかんだと仕事増やしてますよね。
その目的が何の為かは知らないとはいえですね。
今回の演劇作品・東京ブレイドの内容は、対立する2つのグループのバトル漫画という感じですが、わかりやすくあかねと有馬かなが対立するグループに分かれているみたい。
アクアの「ビジネス彼女」あかねと「アクアに好意的なツンデレ元天才子役」有馬かながアクアを巡って演技バトルをする展開へと進んでいくのかなと思いましたが、なんか違いそうです。
「推しの子」自体がラブコメ作品ではないのであかねと有馬の対決は二の次になりますね。
いや、おそらく二人が対決となる雰囲気は出そうなんだけどメインとしては舞台・演劇を通じておこる、トラブルや軋轢なので、そこに期待できないかも。
けどアクセントとしてはやっぱりラブコメ要素っていいですよね。
黒川あかね、アクアが有馬を見ている事に対して嫉妬している所が可愛いですからね。
ただアクアは、本人よりも演技力のある役者を前にして本気を出している有馬かなを見て、あかねに
「油断してると負けるぞ」
と、仮にも彼女なんだからもう少し優しい言い方してもいいのにね。
とモテない男の価値観を突きつけてみます笑
有馬は4巻のアイドル業といい。今回の役者としての演技といい、能力はあるのに売れないというのは芸能界の厳しさを漫画を通してわかりますね。
ララライの看板役者・姫川に「有馬、遠慮しなくていいぞ」って言われた時のの有馬かなの本気にイっちゃてるが目がめっちゃいいです。
今回の有馬かなの作画は、横槍メンゴ先生の好きな絵です。ポストカードにしたいくらい!
原作者と脚本家
今回の本題は、原作付きにおいてのあるある展開。
脚本が、原作者の思い通りに描かれていないという問題ですね。
実際、めちゃくちゃあると思いますから。
アニメでも映画でも舞台でも、特に長編物の作品を約2時間前後の映画や舞台に落とし込むって、至難の業だと思いますからね。
そりゃ、揉めますよって感じです。
作品を選ぶ際に人それぞれチェックする点は違うと思いますが、自分がアニメ・映画を選ぶときには、制作会社や監督だけではなくて”脚本家”の方を重視してアニメを観るようにしています。
- 横手美智子
- 花田十輝
- 虚淵玄
と、メジャー所ですが毎年この方々の脚本の作品は見るようにしています。
個人の見解ですが、映像は多少汚くて絵が可愛くなかったりしても物語がしっかりしていれば、作品は面白くなるんですよね!
ただ、時間の都合上削らなくてはいけない部分とか早めに進行しなくてはいけない部分とかがあるから原作付きが満足いく作品になるのは難しいんだと思います。
なので、原作者と脚本家のトラブルって絶えないんだと思いますね。
原作者からすれば、必要だから入れている話や演出・セリフなのに、そこを切られるとなれば納得できなさそうですよね!
それでも基本的に大人同士の話し合いであれば問題無いと思うのですが(納得しなければいけないとか、落としどころを考えるとか)、今回の原作者・鮫島アビ子先生はまだ22歳で世間の甘いところしか経験していないんです。
鬱陶しいけど、実際にいるんでしょうね。
変人と一言で言えば確かにわかりやすいですが、変人を通り越して非常識人です。
世の中9割は3流と言ってしまう人物です。
・・・まあこの言葉は痛いほどわかりますけどね。
自分も3流側の人間ですので、色々な人に迷惑かけて仕事してますから。
今回はそんな話ばかりなので、物語後半は「推しの子」主要キャラクターたちはモブです!
出ては来ていますが、演劇初心者のアクアが読者目線になって演劇に関して色々ご享受してもらっています。
話は参考になって現実にも起こっている話なんだと思います。
ただ、原作者問題はもういいかなって感じでした。
最後に
アクア出しゃばりすぎじゃない?笑
アビ子先生がプロデューサーにクレーム入れている所に脚本家・GOAさんと一緒に聞き耳立てているとか。
そして、年上の雷田さんに助言するとか。
斜に構えてないでもう少し感情みせなよ!って思っていたら、演技で必要になったみたいです。
しかも、アイの死に際を思い出して気絶までしてしまいました。
5巻では主人公の影が薄かったので、東ブレ舞台編が面白いのか微妙に感じていましたがラストで見どころ持ってきてくれました。
さすが赤坂先生です!
ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。したっけね!
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