こんにちわ、歴史と漫画好き
いのまんです。
「先生、今月どうですか?」で、本を貸す佐久間紫の行動にデジャブを覚えたのでその事を書いていきます。
漫画や小説を紹介している佐久間紫ちゃんですが、本当に読んでほしい本を読んでくれないというジレンマがいじらしくてたまらなくて、思わず書いてしまいました。
「先生、今月はどうですか」~作品詳細
作者:高江洲 弥
出版社:KADOKAWA
ジャンル:恋愛・SF
発行巻数:既刊1巻(2021年6月現在)
ヒロインが進める純文学の価値
本作では、ヒロインの佐久間紫ちゃんが自分の家が経営するアパートの住民であり売れない作家である四十万万里先生に恋をしているというお話です。
売れない作家の四十万先生を全力応援している紫ちゃんは、学校の図書館利用者にお勧めの本を紹介していますがその中に四十万万里先生の処女作「夕立」を特に進めています。
ただ、この作品は純文学と呼ばれるジャンルの本。
”純文学(じゅんぶんがく)は、大衆小説に対して「娯楽性」よりも「芸術性」に重きを置いている小説を総称する”、本の事で一言でいうと堅苦しかったり理解不能な所も多くあって読みにくいです.
代表的な純文学作家
- 芥川龍之介
- 夏目漱石
- 太宰治
- 三島由紀夫
- 川端康成
- 村上春樹
上記の作家の名前は非常に有名なので、知ってる作家さんばかりだとは思いますが作品を読んだ事ある人は少ないと思いますが、内容も非常に難解で他人には絶対お勧めしません。
そんな訳分からないジャンルの小説を紹介している紫ちゃん。よく図書館に来る後輩の女の子にも難しくて読めなかったと言われてしまいます。
挙句の果てには、この本を読了できれば紫ちゃんと付き合えるという都市伝説まで生まれる始末。
しかも紹介するときや読んでくれた時、普段クールな紫ちゃんがめちゃくちゃ前のめりになって話してくれます。
全然周りが見えていないんですがそこが素敵。
ただお勧めしやすい本と、お勧めしたい本ってチョイスが全く違うんですよね。
紫ちゃんは未来の旦那様の本を紹介しているので、紹介の熱量がおかしくなるのもわかりますが、自分の好きな本を紹介するって難しいものです。
求めているものを汲み取るのは難しい
このブログは漫画の紹介を主にしている管理人・いのまんは、めっちゃ漫画好きです。
SF・ファンタジー・ミステリー・歴史物・日常・青春・お仕事等、読み散らかしていますが唯一純粋なバトル物は読みません。
昔は、ドラゴンボール・幽遊白書・ナルト・ガンツくらいは読みましたが最近はさっぱり読むことが少なくなりました。
個人よりも集団戦による戦闘の方に面白さを感じるようになったので、以前は無双シリーズのゲームが好きだったのに今では大戦略の方が好きになったという事と同じだと思います。
というよりも、前提にドラゴンボールだったら少年時代のドラゴンボール探しの話が好きだったり、幽白だったら霊界探偵をしているときの話や魔界に行った時の話の方が好きだったりとバトル部分に興味が惹かれて読んでいるわけではないんですよね。
結局戦っている人のバックボーンに興味が無ければその戦いにも興味がないんです。
けど、軽く漫画を読みたいと思っている人にとってはバトル漫画はわかりやすくていいですよね。
「俺は〇〇〇〇〇〇になる!!」
とわかりやすく言ってくれれば、一見した人からも〇賊王や大〇軍になるために彼らは戦っているんだなってわかりますからね。
けど、これらは読まない。。
読めばそこそこ面白いのは知っています。途中までは読んでいたので・・・
中国史は大好きですし三国志も史記も水滸伝も小説では読んだりしているので結末も何となく知っていますし、〇ンピースの登場キャラオマージュも何となくは知っています。
けど興味が続かないんですよね。
「鬼〇の刃」も「呪術〇戦」も話題になっていたので読んでみましたが・・・
その当時発行されていた巻までは読めたので全く面白くないわけではないんですが・・・(〇ェンソーマンは全く面白くなかったけど)
けど、今取り上げた作品は売れていてより大半の人たちに受け入れられていて練り上げられている作品だからこそ、普段漫画を読まないライトな層の人たちも読めるという利点があるんですよね。
読まないですけど。
どんな本読むの?
以前、飲み会の場で趣味は読書というイケメン君が「最近、〇井戸潤の本にはまっているんだよね」と女子の前で話して、その場の中心になっていた事があったんです。
なので「映像化作品はやっぱり話題性もあって強いんだな」って思ったので、いのまんは「自分は横山秀夫をよく読むよ、クライマーズ・ハイや半落ちは面白いよね!」と話したところ、飲みの場なのに静寂が生まれました。
夜の砂漠かっ!てくらいの静まりっぷりに、その当時映画化されていた「64」の話まで持っていけませんでした。。
自分的には、けっこう普通に無難なチョイスだと思ったんですよ。
沢木耕太郎の「深夜特急」じゃ食いつかないだろうとか、松本清張は以前嘲笑にあっているだと考えた末に、今も映像化されていて30歳前後が好きだとしたらこのあたりだと思ったんですけどね。。。
伊藤潤先生や宮城谷昌光先生といった作者の歴史小説が一番好きなんですが、歴史小説は外していますから・・・
ある程度の量の本を読んでいると、どのあたりの本がライトな本で一般受けするのかがわからなくなるのは僕だけですかね?www
人に紹介するときは東野圭吾の「秘密」という事にしています笑
最後に
大衆受けする作品って本当にすごいと思っています。
世の中の漫画に興味のない人間が「鬼〇の刃」にハマったり、ファンタジーに興味が無かった人間が「ハ〇ー・ポッ〇ー」を見たりするのってどんな人が見ても面白いと思える作品だってことですもんね。すごい。
最後までお読みいただきありがとうございました。したっけね!
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