こんにちわ、羅川真理茂ファン歴25年。
いのまんです。
今回は、羅川真理茂先生の「ましろのおと」24巻の感想を書いていきます。
表紙は澤村家の家族写真、結局若菜ちゃんのお父さんって誰なんだろ?
※最後にポイントを箇条書きしています。お急ぎの方はそちらをどうぞ。
「ましろのおと」~作品詳細
作者:羅川真理茂
出版社:講談社
ジャンル:仕事・青春・音楽
前巻あらすじ
雪が願っていたライブレストラン「ア・ヴァロンテ」が開店します。
その初ライブに金城が推している映画監督アレクセイ・ヤンコビッチが現れて、”荒天の調べ”に興味を持つ。
ストーリー性のわからない”荒天の調べ”を、ヤンコビッチ監督は雪にどんなイメージかと問いかけると、”雷”そして怒りの色は”白”と予想外の答えが返ってきた。
改めて”荒天の調べ”で映像を取りたいと申し出るヤンコビッチ監督に二つ返事で返す金城だが・・・
そして、たぬきち食堂の親父さんが倒れて長野の叔母の家に身を寄せていた桜がやっと帰ってくる。
住民とハグをする桜だが、雪とはしないのは何故だったのか?
若菜は春暁を弾けないのか!?
春暁を生演奏する事の無い若菜にゴースト奏者説が週刊誌に取り上げられます。
その記事を読んだ雪は、若菜は小さい頃から春暁を弾いていたので弾けるとわかっています。
雪と若菜は2人で話していた事だが、”春暁”をどう弾きたいか?という曲の解釈について答えがまだ出ていないので弾けないという事はわかっています。
雪は若菜に「自分の弾きたい春暁がある」と答えてはいるが、それはあくまでも願望です。
その曲を作った本人を知る二人だからこそ、曲を大事にするあまり演奏する事が出来ないんですね。
若菜は思い悩み、ア・ヴォロンテにSTCのライブを聞きに行きます。
梅子からのお願いメール
ライブ直前に梅子から雪にメールが届きます。
若菜は生真面目すぎる。
もっと肩の力を抜いて曲と向き合って欲しい。
雪の春暁を聴かせてやってほしい。
松吾郎の春暁は自由に弾いていいので、私とのわだかまりを捨てて若菜を想って弾いてほしい。
お願いします。
いつも高飛車で唯我独尊な梅子から、母親のような気遣いでこんなに丁寧な言葉でお願いされた事はかつて無かったでしょう。
雪はメンバーにライブの時に時間が欲しいと言います。
ライブで雪は春暁弾きます。
松吾郎の音源よりも手数を減らして、重たい暁が軽やかな暁のように響かせる雪の音。
曲の想いは理解できていない。
しかし、松吾郎の音の魂を雪と若菜で引き継いで行くという想いを込めて雪は弾いています。
若菜は荒川から三味線を借りて一緒に弾き始めます。
若菜も雪もお互いに、もう一緒に弾く事ができないかもしれないという焦燥に駆られて、そう思っていた2人合奏。
技術や経験がないと弾けないと思い込んでいた若菜ですが、松悟郎の技術を踏襲するのではなく記憶と想いがこの先の糧になると考えるようになります。
曲のイメージは無くても、”春暁”という曲に自分の気持ちを乗せて引くことで、兄弟として芯と根は一緒だと思い弾き上げます。
さてお願いメールをした梅子は2人の春暁を即座に動画サイトにあげて、ゴースト奏者説を打ち消しました。
雪が”春暁”を弾けば悩みすぎる若菜も弾くだろうとわかっていた梅子の作戦大成功です。
流石、策士梅子。
神木流絃現る!
竹の華を辞めた事で住む場所が決まらなかった荒川は、舞の提案でルームシェアをしています。
男と女がルームシェアってどうなんだ?!とは一般常識として当たり前に疑問に思う事です。
荒川・舞のルームシェア先に田沼源造・総一の親子が挨拶と理由を聞きにきました。
荒川が雪にヘルプを求めてやってきての話し合い。
荒川は「娘さんに魔が刺す事はありません」と言われて父・源造にキレられますwww
「うちの可愛い娘に魔が差さないのはどうゆう事か!」
どう答えてもキレられる案件www
雪はどうにかなったらなったでいいんじゃないかと投げやりな物言いすると源造は、雪ともどうにかなるかもしれないと言い出します。
次は舞キレます。
もうどっちでもいいよって思う案件ですが、笑える出来事でした。
雪、神木流絃との共演
金城さんは最近細かな仕事を取ってくるようになっています。
その一環で雪はテレビで伴奏の仕事が入り。当日現場に行くと父・源造、神木流言と一緒の出演だという事を知ります。
雪が呼ばれたのは唄付けを担当する成宮あやこの指名かと思ったら、父・源造の指名だったとか。
その真意がつかめずに腹を立てます。
雪は父親が本当に大嫌いなんです、挨拶に行っても心の底から嫌そうな顔をしていますからね。
梅子がお金を稼いでいるから養育費とかを気にすることは確かにありませんが、青森の田舎で(青森の方すみません!)自分の父親だと認識しているにも関わらず他の子どもの父親をしている実の父をよく思う人はまあいないでしょう。
しかし、金城からは青森で源造の演奏を聞いてから、雪の音は源造に似てきたと言われてます。
以前も舞に神木流、もとい神木流絃の弾き方に似てきていると思われていました。
そんな神木流絃はトリの「じょんがら弾きかけ合い」を突如、雪とやると言い出します。
めちゃくちゃなことを言っているので当然の如く断る雪ですが、時間がないと言われ無理矢理出されます。
若菜が聞きに来て自分たち兄弟は”芯”と”根”が一緒だが、流言と雪は”芯”と”魂”が同じだと思いました。
その事に気が付かないでほしいと願う若菜、そして雪は引っ張られないように喰われないようにと必死に付いていこうとしています。
源造は昔梅子の母、八重にあなたは人を導く奏者になりなさいと言われて、襲名してから神気流の生徒は事実増えているようで素晴らしい弾き手なのは間違いないです。
神木流絃として雪を音で屈服させようとしているが・・・
最後に
舞と荒川のルームシェア先で父・源造と会い、モヤモヤしていた雪だったが下宿先に帰ると桜ちゃんがケータイ買って雪とアドレス交換してほしいと言ってきます。
桜から初メールをもらった雪は源造とのやり取りでイラついていた気持ちが浄化されました。
まだ、ラブではないけれど何か新しい感情が育まれているのを感じられてニヤニヤしてしまいます。
シリアスなシーンばかりが続くと読んでる側もつらいですが、桜ちゃんが登場すると本当に癒されますよね!
ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。したっけね。
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