「吸血鬼と愉快な仲間たち」を読んだ感想・ネタバレ~キュートなコウモリの姿が魅力的な吸血鬼

漫画 

こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。

今回は、原作・木原音瀬先生、作画羅川真理茂先生の「吸血鬼と愉快な仲間たち」を読んだ感想を書いていきます。

この作品は、原作がBL作品です。

ただ男性が読むことに耐えられるかと言いますと、大丈夫だと言えます。

男性の裸は出てきますが、性的描写はありません。(心理描写はありますが)

性的描写の無い百合作品を読めるなら、性別が変わっただけで同じことなので普通に面白い作品だと思って読めました。

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「吸血鬼と愉快な仲間たち」~作品詳細

作者:原作・木原音瀬
   作画・羅川真理茂

出版社:白泉社

ジャンル:SFファンタジー・サスペンス

発行巻数:既刊4巻(2021年3月現在)

あらすじ

アメリカ人のアルベルト・アーヴィングは吸血鬼である。

昼はコウモリ、夜は人間に変身するアルはアメリカの精肉工場近くに隠れるように暮らしていた。

そんなある日、アルは精肉工場で加工食品と共に冷凍保存されて、気が付いたときには日本の食品工場に送られてしまう。

その工場で人型の姿を職員に発見されてしまった事で警察へと連れてかれてしまうアルは、留置所にてまたもコウモリへと変身してしまう。

コウモリ姿のアルは、H王子署一課の忽滑谷によって高塚暁の元に連れてこられる。

ここでも夜に人型に戻ってしまった事で暁に発見されてしまう。

言葉も通じず行くあてもないアルは、何とか曉の元へ居候させてもらえるように願い出る。

しぶしぶ了承した曉とアルの生活が始まる。

そして、アルは連続殺人事件に巻き込まれていく。

人物紹介

アルベルト・アーヴィング

不完全な吸血鬼で不死者。

自分でコウモリや人型への変身ができずに、昼はコウモリ・夜は人型へと勝手に変身してしまう。

不完全なため、牙が生えておらず生き物から血を吸うことができないため、生肉の血を吸う事が食事である。

不可抗力で日本にたどり着き、曉の元に居候している。

高塚暁

日本では珍しく、エンバーマーの仕事をしている。

エンバーミングの技術を学ぶためにアメリカ留学しており、そのため英語が話せる。

動物には優しいが人間には無愛想
しかし、行くあてのないアルを居候させている事から面倒見の良い性格だとも言える。

忽滑谷

アルを曉の家に連れてきた張本人。

アルに対して優しく、曉に対しても同じく優しいが見た目よりも過激な性格

H王子署の刑事、正義感は強いが独断専行・命令違反が多く、上司に目をつけられている。

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吸血鬼・アル

本作の吸血鬼の設定はニンニクも十字架も怖くないし、日光を浴びても灰にはならない。

ただ、銀の杭で刺された場合のみ死んでしまうようです。

主人公の吸血鬼・アルベルト・アーヴィングも基本的には死にません

お腹がすいても餓死することは無いし、冷凍庫に閉じ込められても凍死はしない、ナイフで刺されても死にません。

ただ、やっぱりお腹が空けばひもじいし、冷凍庫に閉じ込められたら寒いし、ナイフで刺されたら痛いという通常の感覚は持ち合わせています。

嫌ですね、いのまんは不死身にはなりたくないと思っているのは感覚が残るという事です。
感覚が残らないと、本も読めない音楽も聞けない味もわからないという事になりますが、結局痛覚とかも苦痛になるような感覚も残りますからね。

「鋼の錬金術師」のホムンクルスたちも、痛覚はあったので痛いとか熱いと言ってました。
不死身は、良い物とは言えないなと本作を読んでも痛感させられます。

ただ、アルは不完全な吸血鬼です。
完全な吸血鬼の場合はちがうのかな?

本作の世界観で吸血鬼になるには、吸血鬼に血を吸われたまま死んだ場合のみ吸血鬼に慣れるようです。

しかしアルの場合は吸血されている途中で辞められて、そのまま亡くなってしまい中途半端な事をされたことによって不完全な吸血鬼となってしまいました。

そのせいで昼間はコウモリ、夜は人間と自分で自由に変身ができず、牙も持たない吸血鬼となってしまています。
(先輩吸血鬼は300年生きていて初めて見るとのこと)

「ポーの一族」のアランも不完全な吸血鬼として扱われているけれども、作品によってやっぱり表現が変わりますね。

アランの場合は急な冬眠みたいなものだったし、パンパネラ自体は人間の血を吸うほかは、赤い薔薇やそのエキスを食用としていてそれ以外の食べ物は必要としてませんでしたから。

女性作家さんの吸血鬼は、ファンタジー要素が強いので興味が尽きません。

さいごに

ブログ主のいのまんは羅川真理茂先生の大ファンではありますが、この作品に関しては少し読むのを温めていました。

何故かと言いますと、原作の木原音瀬先生はBL界では不動の人気を持つ大先生!

という事は、「吸血鬼と愉快な仲間たち」はBL?ハード?ソフト?
なんていろいろ考えた挙句に買わず仕舞いで月日は立ち、久々に「ニューヨーク・ニューヨーク」を読んで感涙してしまって、

「羅川先生なら読めるように書いてくれる!てか、BL界の人気作家さんのお話が面白くないわけがない!」

と思い、買おうと思ったのが約半年前ですが、、、売ってねぇ(笑)

マジで家の近くの本屋4軒には全く売ってなかった!!

だから調べました。
発行者は白泉社だって知っていたから掲載はなんの雑誌だと・・・・・・
掲載は「別冊花とゆめ」、2018年休刊。以降花とゆめAIに移籍。。

・・・これは見つからない笑

掲載雑誌は休刊していて、さらに現在はweb連載となると地方の本屋では売ってないわ笑

まあ、わかってはいたんですけどね。
思い出したとき、探してみても全然見つからなかったから。
コロナ過で本気で探せないのもちょっと言い訳です・・・

しかし、読んでみたらびっくり面白かったです!

かなり男の裸体が多い(アルの)のは気になりますが、そこを気にしないで読めばやはり羅川先生の画力はさすがの一言です。

ただ3・4巻が売ってなかったので、また探しに行かなければ笑
さすがにネットで買うかなぁ笑

最後まで読んでいただきありがとうございました。したっけね!

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