こんにちわ、歴史と漫画好き。
いのまんです。
今回は、コミックDAYSで連載されている「パリピ孔明」を読んだ感想です。
三国志の諸葛亮孔明が現代の渋谷に転生してしまうコメディ作品です。
ただ三国志を知っている人にとっては、思わず笑ってしまう場面が多数用意されています。
「パリピ孔明」~作品詳細
作者:原作・四葉夕ト
作画・小川亮
出版社:講談社
ジャンル:コメディ・転生
発行巻数:既刊4巻(2021年1月現在)
あらすじ
三国志・蜀で劉備玄徳に仕えた諸葛亮孔明。
五丈原で命を落とす間際に次の世では戦や命のやり取りの無い世界へ生を受けることを願いつつ病死した。
病死したはずの孔明は若き日の姿でハロウィン真っ只中の現代日本の渋谷へと転生していた。
ハロウィンに享じる若者達の奇抜な姿に当初は地獄へ落ちたものと勘違いしたものの、出会った月見英子に保護された。
英子と話すことで1800年後の世界へ転生したことを知り、前世でなし得なかった事を果たすため第2の人生を英子の軍師として叶える事とした。
音楽大好きな諸葛亮
吉川三国志・北方三国志・蒼天航路・横山三国志・三国無双と諸々の三国志コンテンツに触れまくったいのまん。
そんないのまんが思い浮かべる諸葛亮のイメージは、
頑固だけども義理堅く、頭良いけど抜けている所もあって、戦術と戦略を巧みに使う軍師。
とまあ、概ねみなさんの知っている孔明像と変わらないと思います。
三国志を知らない人でも諸葛亮の名前は聞いたことがある!というほどに有名な諸葛亮が生まれ変わってインスパイアされたもの。
音楽!
POPS・HIPHOP・レゲエ・ラップとなんでもはまってます。
転生した時に保護してくれた少女・月見英子・・・、黄月英じゃねえか笑ってソッコーツッコミが入る登場人物の名前です。
(黄月英は諸葛亮の奥さんの名前です)
英子が歌っている所にたまたま居合わせた事によって、英子の歌声に感動して英子の夢をかなえるためにプロデュースしていきます。
「石兵八陣」「無中生有」「草船借箭」など、演技で実際に孔明が使用した兵法を使っての英子をスターダムへと導いていきます。
その様子はかなりのトンデモ展開ではあるもののスパイスが効いており、三国志を知らない人でも薬としてしまう事間違いないですね。
聖☆おにいさんの再来
一時期一世風靡した聖☆おにいさんを彷彿とさせる内容です。
歴史上の人物が現代に日本に触れていくコメディスタイルは安定感があって読んでいてストレスかからなくていいです。
聖☆おにいさんでも、ミカエルだのサキエルだのと仏教やキリスト教の宗教ネタがふんだんに使われてきましたが、意味を知らなくても何となく笑えました。
この作品も同じです。
バイトの面接のときに、オーナーがなんで馬謖を切ったのかというくだりと解釈はそんな風に思って切っただろうなって思ったりしました。
しかもこのオーナーが三国志マニアだからツッコミ兼解説者になってくれる丁寧設定。
それならあと一人くらい三国志の人物を出しても収集つきそうだなって思うので出してほしいですね。
最後に
内容もポップで小難しい事が無いので誰にでもお勧めできます。
土曜11時半のドラマとかで実写化したら面白そうです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。したっけね!
[著]四葉夕卜 : 小川亮
コメント